子持ちデートは驚くほど進展しません!【シングルマザー妊活】

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【シングルマザー社長の妊活記 Vol.2】

 旦那はもう要らないとわずか2年で離婚し、シングルマザーになってしまった杉沢志乃です(女性向け映像メーカー「ラ・コビルナ」社長)。猛烈に2人目が欲しいので“父親候補”を探しています。

 ですが、女性一人で働きながらの子育は、予想外の苦労がありました。

◆その〇匐,病気になると仕事に穴が空いてしまう!

「2016ユーキャン新語・流行語大賞」のトップ10に「保育園落ちた日本死ね」が選ばれましたが、シングルマザーが保育園に落ちることは滅多にありません。シングルマザーはどちらかと言うと優遇されるので、私もすさまじい倍率だった第一希望の保育園になんなく入園させることが出来ました。

 しかし、これで気兼ねなく仕事に打ち込める! と思ったのも束の間、次々と病気をもらってくる娘。保育園という集団生活では、まだ免疫力の低い1歳児クラスは一人熱を出すと、面白いくらいに広がります。その為、仕事中に保育園からの呼び出しの電話が来ることもしばしば。そうなると、会議や大事なアポがあっても仕事を早退しすぐに迎えに行かなければなりません。

 最初の頃は少なくても月1で熱を出し、その度2〜3日は仕事を休むという日々が続き、会社や取引先には大変迷惑をかけてしまいました。

◆その男性とデートするときは子供つきのため進展せず!

 私はこれまで保育園以外に、自分の身内にですら子供を預けたことがありません。そもそも「子供を預けてどこかに行く」という選択肢がないので、仕事仲間や取引先の飲み会、デート、美容院、歯医者、どこでもどんな時も一緒です。世間では、「飲み屋にこんな小さな子供を連れていくなんて母親として失格!」という考えもあるでしょう。

 しかし私は、子供を預けて遊びに行くことに抵抗があり、もしもそんなことをしたら、「今頃、ママ、ママって泣いているんじゃないか」と考えてしまい、罪悪感でいても立ってもいられなくなりそうなのでできません。ただやはりそのせいで、男性から誘われても「子供も一緒でいいですか?」と言うと、「あ、じゃあまた今度」と言われてしまう事も多く、シングルマザーの恋愛の難しさを痛感するのです。

◆その子育てだけでなく、父親の介護まで私がやることに!

 シングルマザーになって1年が経つ頃、当時53歳の父親が病気で倒れ入院。後遺症により仕事どころか日常生活を送ることさえ困難になってしまった父。母と離婚してから30年近く独り身だった父の面倒は必然的に私が見ることになり、幼い娘と言葉を無くした父との生活が始まりました。

 シングルマザーな上、父親の介護か。こりゃ再婚は一生無理だな、と途方に暮れる日々。この時だけは、離婚したことを少しだけ後悔しました。もし私が離婚していなければ、こんな苦労しなくて済んだんじゃないか、とね。

 このように、シングルマザーになって私が直面した問題は大きく分けて「仕事」「介護」「恋愛」の3つでした。今までいろんな事に悩み後悔もしてきましたが、娘の存在が全てを解決してくれてるような気がします。

 そして多くの問題は、「意外となんとかなるんだ」という事も分かってきました。

 シングルマザーの皆さん! 大丈夫!! きっとなんとかなります!! さてさて、私の二人目妊娠への道はうまく行くのでしょうか。また次回、よろしくお願いいたします。

【杉沢志乃(すぎさわしの)】
35歳。東京生まれ。ナンバーワンホステス時代に独学で行政書士試験に合格。25歳で小説『キャバクラ嬢行政書士の事件簿』(ゴマブックス)を出版し、翌年『キャバギョ!』でDVD化。以後シリーズ3まで出版。AVメーカー「桃太郎映像出版」広報部勤務を経て、現在は女性向けAVメーカー「ラ・コビルナ」の代表取締役社長となる