中国人はメンツを重視する民族だと言われる。この個性は中国人自身も認めるところであり、したがって他者から低く評価される、あるいは見くびられることに苛立ちを感じることはよくあるに違いない。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人はメンツを重視する民族だと言われる。この個性は中国人自身も認めるところであり、したがって他者から低く評価される、あるいは見くびられることに苛立ちを感じることはよくあるに違いない。

 中国メディアの今日頭条は9日、中国車のクオリティが低いことを根拠に、中国国産戦闘機のクオリティも低いと評価するのは間違いだと主張する記事を掲載した。

 記事はまず、「中国は自動車さえまともに造れないのに、最新鋭の戦闘機を製造する実力などあるはずがない」とする論調が日本に存在していると説明する一方、こうした論調に対して、「自動車産業と航空機産業は全く別物」との見方があると主張。事実、イスラエルやロシアはどちらも自動車製造大国ではないが、航空機産業では世界をリードする国と説明した。

 また、日本が米国から最新鋭ステルス戦闘機「F-22」を購入したがっているのは中国の第5世代戦闘機「殲-20(J20)を脅威だと感じているからに他ならないと主張。さらに、日本は新しい戦闘機を自主開発したいと願っているにも関わらず、まだ開発が始まったばかりの日本は、「どうして中国の戦闘機開発に関する実力を嘲笑できようか」と反発、最新鋭戦闘機を製造する中国の実力を低く見る論調を批判した。

 こうした記事の主張はメンツを愛する中国人の個性を反映していると言えよう。しかし、中国人は製造業や科学技術における日本の実力を高く評価しているため、そうした相手から低く評価されることはメンツを愛する中国人の自尊心をより深く傷つけるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)