W杯がついに拡大…「FIFAランキング」で判定すると出場48チームはこうなる

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ついに実現したワールドカップの拡大案。

2026年大会からは、出場チーム数が「32」から「48」へと変更になる。

レベルの低下を懸念する声もあるが、EURO2016のように初出場のチームが大会を盛り上げるという可能性も十分にある。

日本代表にとっても、予選の戦い方に変化が見られるかもしれない。

出場国数が増えることで、各地域に割り当てられる出場枠も増加することとなる。

その内訳は今後決まるというが、英国『Mirror』はすでにその内容を伝えている。

【アフリカ】

出場枠:9
※2018年大会は「5」

【アジア】

出場枠:8.5
※2018年大会は「4.5」

【ヨーロッパ】

出場枠:16
※2018年大会は「14」

【北中米カリブ海】

出場枠:6.5
※2018年大会は「3.5」

【オセアニア】

出場枠:1
※2018年大会は「0.5」

【南米】

出場枠:6
※2018年大会は「4.5」

2018年大会の出場枠と比較すると、どの地域も増えていることになる。

では、現在のFIFAランキングを予選に見立てると、どんなチームが出場することになるのだろうか?

地域ごとにその名前をまとめてみよう。

【アフリカ】

出場枠:9

・セネガル(FIFAランキング33位)
・コートジボワール(FIFAランキング34位)
・チュニジア(FIFAランキング35位)
・エジプト(FIFAランキング36位)
・アルジェリア(FIFAランキング38位)
・コンゴ民主共和国(FIFAランキング48位)
・ブルキナファソ(FIFAランキング50位)
・ナイジェリア(FIFAランキング51位)
・ガーナ(FIFAランキング53位)

【アジア】

出場枠:8.5

・イラン(FIFAランキング29位)
・韓国(FIFAランキング37位)
・日本(FIFAランキング45位)
・オーストラリア(FIFAランキング47位)
・サウジアラビア(FIFAランキング54位)
・ウズベキスタン(FIFAランキング62位)
・UAE(FIFAランキング64位)
・中国(FIFAランキング82位)

【ヨーロッパ】

出場枠:16

・ドイツ(FIFAランキング3位)
・ベルギー(FIFAランキング5位)
・フランス(FIFAランキング7位)
・ポルトガル(FIFAランキング8位)
・スペイン(FIFAランキング10位)
・スイス(FIFAランキング11位)
・ウェールズ(FIFAランキング12位)
・イングランド(FIFAランキング13位)
・クロアチア(FIFAランキング14位)
・ポーランド(FIFAランキング15位)
・イタリア(FIFAランキング16位)
・アイスランド(FIFAランキング21位)
・オランダ(FIFAランキング22位)
・アイルランド(FIFAランキング23位)
・トルコ(FIFAランキング24位)
・スロバキア(FIFAランキング25位)

【北中米カリブ海】

出場枠:6.5

・コスタリカ(FIFAランキング17位)
・メキシコ(FIFAランキング18位)
・アメリカ(FIFAランキング28位)
・パナマ(FIFAランキング58位)
・ハイチ(FIFAランキング73位)
・ホンジュラス(FIFAランキング75位)

【オセアニア】

出場枠:1

・ニュージーランド(FIFAランキング109位)

【南米】

出場枠:6

・アルゼンチン(FIFAランキング1位)
・ブラジル(FIFAランキング2位)
・チリ(FIFAランキング4位)
・コロンビア(FIFAランキング6位)
・ウルグアイ(FIFAランキング9位)
・ペルー(FIFAランキング19位)

【大陸間プレーオフ】

・カタール(FIFAランキング87位)
※アジア9位

・キュラソー(FIFAランキング75位)
※北中米カリブ海7位

随分と間口が広がった印象だ。

この中ではブルキナファソ代表、ウズベキスタン代表、アイスランド代表、パナマ代表の4ヵ国が本戦未経験であり、大陸間プレーオフに回ることになるカタール代表とキュラソー代表もこれまで全て予選で敗れている。