日本と中国のどちらの国民にとっても鉄道は日常生活に欠かせない交通手段だが、中国メディアの今日頭条は8日付で掲載した記事は、日本の鉄道は中国に比べて「複雑」であると伝えている。(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF)

写真拡大

 日本と中国のどちらの国民にとっても鉄道は日常生活に欠かせない交通手段だが、中国メディアの今日頭条は8日付で掲載した記事は、日本の鉄道は中国に比べて「複雑」であると伝えている。

 中国の鉄道は主に「火車」、「高速鉄道」、「地鉄」、「軽軌」の4つに分類できる。「火車」は一般の鉄道を表し、時には高速鉄道も含めることもある。また「地鉄」は一般的に都市の地下を走る鉄道であり、日本語の地下鉄に相当する。さらに「軽軌」は高架あるいは地上を走る輸送量が小さな鉄道を指す。

 日本人からすれば、中国の鉄道分類も複雑に感じるのだが、記事は、日本の鉄道は中国に比べて「複雑」であるとし、日本の鉄道は主に「新幹線」、「JR」、「私鉄」、「地下鉄」、「その他」に分類できると説明。「JR」は日本の以前の国有鉄道であり、「新幹線」は日本の高速鉄道、また「私鉄」はJR以外の企業が管理する鉄道、「地下鉄」は都市地下に建設した鉄道であり、また「その他」には第三セクターの鉄道が含まれると説明した。

 ここで記事は、日本社会では新幹線を除く鉄道を「電車」と呼ぶことが一般的であり、中国人にあまり知られていない日本の常識であると紹介。また、4つに分類される中国の鉄道はそれぞれの車両が走る路線が異なっているが、日本の鉄道の場合はJR、私鉄、地下鉄それぞれが連携しあい、これらを乗り換えることによって希望の目的地に達することができ、利便性が高いと説明した。

 記事は、このように日本と中国で鉄道の分類方法が異なるために、多くの中国人は中国の「火車」に相当するのが日本の「JR」であり、「軽軌」に相当するのが日本の「私鉄」であると間違って理解していると指摘した。

 日本と中国の鉄道のもう1つの大きな違いは、中国の鉄道は運営主体が中央政府もしくは地方政府であるという点だろう。中国には私鉄というものが基本的に存在しないため、鉄道の「形態」で分類すれば済むことになる。記事も指摘しているとおり、電車と一括りにして呼ぶことの多い日本人からすれば、中国の呼び方のほうがややこしく感じられる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Sean Pavone/123RF)