気になっている男性がサブカル男子だという女子は、一度その生態系について知識をつけておいても良いかもしれません……。というわけで、今回は彼らと付き合ったときに生じうるメリットとデメリットを紹介します。筆者目線ですので悪しからず(サブカル男子諸君、怒らないでね!)。


サブカル男子の特徴ってなに?


サブカル男子といえば、音楽やファッション、文学、漫画、映画などのカルチャー全般に造詣が深く、“人とはちょっと違うものに価値を見出している俺”を大切にしている男性というイメージがありますよね。

「それっぽいだけ」の男子もいる?


とはいっても、実際にカルチャー全般に造詣が深かったり、おしゃれだったりするわけでもなく、ただ「それっぽいだけ」の人も少なくありません。

こういった人も含めていえば、サブカル男子の実態とは“音楽やファッション、文学、漫画、映画などのカルチャー全般に造詣が深く、人とは違うモノの価値が分かること”に価値を見出している俺、が好きな男性全般と言えましょう。

サブカル男子と付き合うメリット:教えたがりの男性は楽しい!


サブカル男子と付き合うと、自分の知らないモノや世界に触れられるという楽しさがあります。見識のある彼氏ができれば、音楽を聴くにしても、映画を観るにしても、今までとは違った楽しみ方ができるようになるでしょうし、「へぇ〜! こんな音楽があるんだ」「こんな穴場のカフェを知ってるんだ」「こんな漫画もおもしろいんだね」といった驚きもあるはず。2人で同じ趣味を共有できれば、会話も弾み一緒にいて飽きませんよね。

また、サブカル男子のなかには、純粋な「人に教えたがりマン」や「布教大好きマン」が存在します。彼女が知らないモノについて懇切丁寧に教えてくれる彼氏なら、一緒にいるだけでいろいろなことを学べるわけです。

サブカル男子と付き合うデメリット:選民思想の強いサブカル男子を見極めよ!


とはいえ、なかにはサブカルをこじらせた厄介な男性がいることも事実……。

「知らないの?」とバカにするタイプには要注意!


悲しいかな、「知っていることが偉い」「知らないヤツは非国民」といった謎の価値観を押し付けてくる人がいる現実を受け止めなくてはいけません……。

こういったタイプの男性は、「え、おまえこの映画監督も知らないで、今までどんな映画みて育ったの?」「この初期アルバム知らないくせにこのバンドを語るなよ」などと、自分が設定した水準を満たさない相手を“カルチャー弱者”のごとく見下してくる傾向があります。

そんな酷い人はいないって? いやいや、結構いるところにはいますよ。彼氏がこんな人だったら、非常にめんどうくさいですよね。

「○○も観てないの?」とか言ってくる男は危険


たとえば、初デートで「ジブリで何が好き?」と聞かれ、「うーん、『思い出のマーニー』かな? あとはあんまり見てないや」などと答えると……

待ってましたとばかりに「うわ〜。マーニーって、米林宏昌監督作品やん! ジブリだったらせめて宮崎駿監督作品見とこうよ〜。まぁ、駿作品だったら、せめて『未来少年コナン』『ルパン三世 カリオストロの城』、頑張れるなら『太陽の王子ホルスの大冒険』も観て欲しいよね(ドヤァッ)」、とか言い始めるわけですね。

その2作品は宮崎駿がジブリ設立前の作品だわ! 「ジブリで何が好き?」って聞いたならスタジオジブリ設立後の『風の谷のナウシカ』以後で語れや! と言いたくなります。

感想を言わせて彼女の「審美眼」を試す男に注意


さらに迷惑なのが、映画や小説の感想を過剰なまでに要求してくるタイプ。
たとえばデートの最中に、「○○ちゃん、この作品についてはどう思った?」「この映画、5点満点で何点だった? その理由も一緒に教えてくれる?」などといちいち感想を語らせるくせに、いざ「うーん、おもしろかったよ」などと答えると……

「で、でたー! こういう作品をおもしろいって言っちゃう人か〜。こういういかにも商業主義の権化みたいな作品を評価しちゃう君の感受性ってさぁ。(以下略)」とか、「おもしろいって言うだけじゃなくてさ、どこがおもしろいと思ったのか、そのおもしろさの根拠ってなに? Interestingなの? Funnyなの? エンターテイメントとしての完成度としてってこと?」などと立て板に水でまくし立てるのです。

……サブカルチャーの呪いかよ!

サブカル男子の攻略ポイント:付き合う前に「いいサブカル男子」か否かを見極めよう


サブカル男子にもいろいろな人がいますが、付き合うと厄介なのがこうした「知らないの?」「観てないの?」という上から目線でコメントしてくるタイプであることは明らかです。こういう男性は、「知っている俺たちカッケー」という価値観のもとに結束するため、「知っている」仲間で固まりがち。同性の友達もサブカルこじらせマンが多いことが容易に想像できますし、蓋を開けてもおそらくそうでしょう。

内輪ノリに付いていけないなら無理しないで


とはいえ、こうした内輪ノリ自体が悪いわけではありません。それを盾に取って「知らない人」を見下す態度がウザいのだ、というだけです。もしあなたが、こういったタイプも全然オッケー! 私も「内輪ノリ」でサブカルについて熱く盛り上がりたい……! という女子であれば、付き合っても楽しめるでしょう。しかし、こういったノリが生理的に無理であり、劣等感やめんどうくささを感じてしまうようであれば、付き合う前に見極めて避ける必要がありますよね。
そのためにも、付き合う前に一緒に会話していて無理していないか? 辛くないか? 直感に従いましょう。

そもそもサブカルってなに?


ただ1つ言いたいのが、このご時世において「サブカルってなに?」っていうことです。さまざまなカルチャーが無数に存在する世の中で、「俺はあえてコレを選ぶ」という態度が「サブカル」であるのかという疑問も当然生じるわけでして……。人と違うモノを評価することに躍起になり、自分のポジションを確保するための免罪符として「サブカル」を利用していたら、結局カルチャー難民になるだけではないでしょうかね?



サブカル男子の彼に合わせて、ファッションを無理におしゃれにしようと頑張ったり、好きでもないマイナーな音楽や映画を勉強したり……。そんな風に無理をする必要はありません。メインカルチャーというだけで見下す男性がダサいのです。もちろん、これは男性だけでなく女性にだって言えることですが。

お互いの趣味を否定しない関係を!


自分が好きな文化を好きだと主張できて、相手のそれも受け入れられる。そんな風に、自由に好きなものを楽しめるカップルが最高なのではないかと思います。サブカル男子を恐れることなかれ……! サブカルの呪縛から解き放たれよ! と祈っておきたいと思います。
(ヤマグチユキコ)