左から蔡英文総統、エルナンデス大統領

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(テグシガルパ 10日 中央社)中華民国(台湾)と外交関係がある中米4カ国を歴訪している蔡英文総統は9日、ホンジュラスでエルナンデス大統領と会談した。

蔡総統とエルナンデス大統領は、会談後揃って共同記者会見に出席。ホンジュラスから台湾への留学生に対する奨学金の拡充や台湾企業の対ホンジュラス投資の促進などで共通認識に達したと説明した。

蔡総統は、ホンジュラスの学生に就学と技術習得の機会を与えることは、同国の経済発展にもつながると強調。紡績や観光、農産物加工などを台湾との協力を通じて世界にアピールする考えを示した。

また、昨年1月の総統選では、蔡総統が当選を決めた際に、同大統領が祝福のテレビ電話を寄せたほか、昨年10月には台湾を訪問したことに触れ、経済を主軸にした実務的な関係が築かれていると友好さをアピール。「国際情勢が変わろうとも、両国がお互いを支えあう関係は変わっていない」とした。

前日の8日には、華僑や元台湾留学生らとの集いに出席した蔡総統。「われわれは国際的に苦しい状況に置かれている」としながらも「台湾人はどんな困難に立たされても、世界へ歩みを進める」と決意を表明。ホンジュラスへの取り組みは、台湾には国際社会に貢献する能力や意欲があることの表れだと述べている。

(葉素萍/編集:齊藤啓介)