米コロラドスプリングス激しい強風で深刻な被害(出典:http://www.denverpost.com)

写真拡大

デンバーの南方約100kmという米コロラド州中部のコロラドスプリングス。ハリウッドセレブがクリスマス休暇を過ごすことでも有名な、北米屈指のスキーリゾートを持つ標高1,800m超のこの都市が、大変な強風被害に見舞われたもようだ。

【この記事の動画を見る】

ロッキーマウンテン国立公園の高い山々が吹きおろす北西からの非常に冷たい風がエル・パソ郡の人々を悩ませるこの時期、州間高速道路I-25を走る背の高い車たちは横風に十分に気を付けなければならない。コロラドスプリングスでは9日、ハリケーンとも呼ぶべき激しい風が吹き荒れて停電が発生し、市民生活、教育機関、交通機関などがマヒしてしまった。州間高速道路ではトレーラーなどの横転事故が多発していることを『denverpost.com』などが伝えている。

広範囲で一般道路や住宅、公共施設でも大きな被害を出したこのたびの暴風。コロラドスプリングス警察に勤務して34年というハワード・ブラック警部補は、「負傷者も続々と病院に搬送されています。家屋はもちろん、吹き飛んだ瓦礫や倒れた木に当たるなど車にも大きな被害が出ており、これまで私がみてきた中でも最悪の事態と言えます」と話している。町のあちこちで切れた電線が垂れ下がっており、倒れそうな木があることから歩行時には十分な注意が必要であるという。

なおデンバーやボールダーを含む各地点で測定された最大風速は30m/sを超えており、シャイアン・マウンテン空軍基地では45m/sすら記録したというこの暴風について、エリアを管轄するアメリカ国立気象局プエブロ気象センターのビル・ライン氏は、「カリフォルニア州北部に数日前から暴風雨をもたらせている上空のジェット気流の影響が、こちらにもおよんだものと考えます」と説明している。こちらは“Hurricane-Forced Wind Damage in Colorado Springs, Colorado”というタイトルでYouTubeに投稿された動画である。

出典:http://www.denverpost.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)