9日、中国人観光客がタイの空港職員に罵倒されたトラブルで、罵倒した職員が解雇されたことが分かった。

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2017年1月9日、中国人観光客がタイの空港職員に罵倒されたトラブルで、罵倒した職員が解雇されたことが分かった。中国新聞網が伝えた。

トラブルが起きたのは5日夜。バンコク・スワンナプーム空港で女性の中国人観光客が出国審査のためにどこに出国カードがあるのかを職員に聞いたところ、職員はタイ語で回答。分からなかったため重ねて英語で質問したところ、突然職員は怒り出し罵倒してきたという。観光客はその場を離れようとしたが、職員は追いかけて来てまで罵倒し続けた。観光客は「周囲の外国人観光客にも大笑いされた。絶対に許せないし、謝罪を求める」と憤りをあらわにした。

このトラブルを受け、スワンナプーム空港側はすぐに調査を開始し、中国人女性を罵倒した職員は空港の正規職員ではなく、観光客の列を整理し記入書類のサポートを行うために企業が派遣した職員であることが判明した。監視カメラの映像から双方が言い争う場面と、同職員の不適切な言動が確認され、企業側は職員のすべての業務を停止し、6日に解雇した。空港の責任者は「今回のトラブルはスワンナプーム空港で初めてのケース。中国人女性に深くおわびを申し上げる」と謝罪し、中国人女性に書面で謝罪すると語った。

このトラブルに関してはタイの中国大使館が真相究明と適切な処理を求めていた。さらに、空港管理関連部門はSNSの公式アカウントで「仮に観光客の態度が悪くても国の第一印象である空港の職員は忍耐すべき。さもなければ職を失うことになる」と警鐘を鳴らした。(翻訳・編集/内山)