チップスを残さず食べられキレた女、恋人を刺す(出典:http://www.mirror.co.uk)

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「食べ物の恨みは恐ろしい」というが、この女の場合は行きすぎたようだ。このほど一組のカップルの間に起った“イギリスならでは”というべき事件の判決が下された。英紙『Mirror』をはじめ複数のメディアが報じている。

ランカシャー州ブラックバーンに住むダイアン・マーガレット・クレイトン被告(34歳)は、2016年の11月に恋人のサイモン・ヒルさんと共に友人宅へ出かけた。

友人宅で振る舞われたのはホームメイドチップスだった。皿に盛られたチップスがよほど美味しかったのか、ヒルさんは貪欲にもチップスを全て食べてしまった。その姿を見て、クレイトン被告は怒りを覚えたという。

自分の好物であるチップスを独り占めして全部食べてしまうとは何事か。クレイトン被告はチップスを全部食べた彼の顔に平手打ちをしただけでは物足りず、キッチンへ行きナイフでヒルさんの肩を刺すという暴挙に出たのである。

楽しく食卓を囲むはずが、とんでもない展開になってしまったことで友人らもさぞ驚いたことだろう。その後、クレイトン被告とヒルさんは帰宅したものの、恐怖を感じたヒルさんはまた友人宅へと戻り、そこで一晩を明かした。しかし翌朝、クレイトン被告がやって来て、再びヒルさんの手をナイフで傷つけたのだ。ヒルさんは部屋から出て友人に「彼女がまた刺した」と叫んでいる。

ヒルさんは幸いにも軽い怪我だけで済み命に別状はなかったが、暴行を認めたクレイトン被告は起訴され、1月5日にブラックバーンの治安裁判所で26週間の実刑判決を受けた。さらに保釈時には115ポンド(約16,400円)の課徴金を支払わなければならないという。

検察官のパーヴィーン・アクタル(Parveen Akhtar)氏によると、被害者であるヒルさんはクレイトン被告の精神疾患を理由に「自分が事件に関しての供述や協力は拒否したい」と後日警察に述べたそうだ。また弁護士のリチャード・プリュー氏は、「カップルはこの事件を起こすまでは仲良く、互いにサポートし合う関係を築いており、家庭内暴力などの過去は全くなかったようだ」と話している。

「彼女に対して苦情の申し立てはしたくない」と拒否したヒルさんだが、チップスごときでブチ切れてしまった彼女を目の当たりにして、このカップルの将来は惜しくも閉ざされてしまったようだ。

出典:http://www.mirror.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)