<空港線>交通省、丸紅に91億円の罰金請求へ  工事の相次ぐ遅延で/台湾

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(台北 9日 中央社)交通部(交通省)高速鉄路工程局(高鉄局)は、開通に向けた準備が進む桃園メトロ(MRT)空港線について、電気系統などの施工を請け負った丸紅に対し、25億台湾元(約91億2500万円)の罰金を求める考えを示した。相次ぐトラブルで完成が遅れたためで、このほかに賠償金も合わせて請求する方針。

空港線は2006年2月に起工。当初は2010年2月の完成を目指していたが、電気ケーブルに損傷が見つかるなどにより、現在も開業していない。

一方、桃園メトロ株主の新北市政府は、開業の遅れを理由に国に対して賠償金の支払いを求めているほか、一部の建設業者も影響を受けたとして高鉄局に賠償金を請求している。

また、丸紅側も度重なる設計変更を迫られたとして高鉄局を相手取り129億元(約470億4900万円)の賠償金を求めており、支払いをめぐり法廷で争われることは必至とみられている。

(汪淑芬/編集:齊藤啓介)