新成人へメッセージを送った綾野剛

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 俳優の綾野剛が8日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『新宿スワンII』の完成披露プレミアイベントに出席、「努力すれば必ず成長します」と新成人へメッセージを送った。ほかに浅野忠信、伊勢谷友介、深水元基、金子ノブアキ、上地雄輔、久保田悠来、桐山漣、中野裕太、佐藤祐基、一ノ瀬ワタル、そして園子温監督、山本又一朗(プロデューサー)も登壇した。

 同作は新宿・歌舞伎町を舞台にした和久井健のコミックを、園子温監督で実写映画化した『新宿スワン』の続編。水商売などに女性を送り込むスカウトの世界に身を投じた主人公・白鳥龍彦(綾野)たちと、横浜を牛耳る最強の敵・滝正樹(浅野)と戦いを描く。

 この日は劇場前の大階段で綾野たちがファンに名刺を配りスカウトするというレッドカーペットイベントを行った後、劇場で舞台あいさつを実施。逆立つド金髪パーマがトレードマークの白鳥を演じた綾野は、終始感無量といった面持ちで、続編の公開に「奇跡だと思います。前作を愛してくださったみなさまのかげで届ける事ができます。心には何の迷いもなく、みなさまに感謝申し上げ ます。ありがとうございます」と思いを語った。

 また、「るろうに剣心」シリーズなどの谷垣健治がアクション監督として加わり、スケールアップも果たした本作。クライマックスでは乱闘シーンの後に巨大看板が崩落する見せ場もあり、綾野は「許可を取ってやらせていただきましたが、本当の事故と思われて警察の方がいらっしゃって。でも熱気あふれる中でも圧倒的な緊張感の下、誰も怪我もせずに完走しました」と振り返った。

 そんな白鳥の前に立ちはだかる横浜の敵・滝を演じた浅野。強烈なキャラクターのあまり、オファーが来た際に一度断った事を明かしつつ「原作の漫画を読ませてもらったら滝正樹が僕そっくりで。しかも僕は横浜出身で、漫画から『やれ』 と僕に訴えかけてきたので引き受けました」と縁を感じて引き受けた事を振り返った。

 舞台あいさつではほかに、成人式にちなんで登壇者が20歳の頃の写真をスクリーンに投影し、フリートークを交わすコーナーも。最後は綾野が新成人へ向けてメッセージを送り、「20歳の頃は非常に孤独で、ある意味どん底にいた気がします」と当時の自分を振り返りつつ、「努力は決して報われるためにあるわけではないですが、努力すれば必ず成長します。成長に結びつけていくために、自分をしっかり照らし続け、照らしてくれてる人たちをたくさん愛してください」と力強く語った。(取材・文:中村好伸)

映画『新宿スワンII』のは1月21日公開