とっても仲良し! - ダン・フォグラー&アリソン・スドル

写真拡大

 映画『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のダン・フォグラーとアリソン・スドルが取材に応じ、撮影の裏話を明かした。(以降、ネタバレ有り)

 ニューヨークの人間界に魔法動物が逃げ出してしまったことをきっかけに、ひょんなことから仲間となり、彼らを追跡する魔法動物学者のニュート、ティナ&クイニー姉妹、“ノー・マジ”(アメリカでのマグルの呼び方)のジェイコブという4人組の姿を描く本作。ダンとアリソンは「人間」と「魔法使い」という違いを超え、次第に惹かれ合っていくジェイコブとクイニーを演じている。

 二人の撮影初日は何と映画のラストシーンだったという。胸を打つシーンなだけにいきなりあの雰囲気を作り出すのは難しかったかと思いきや、ダンは「大変だったかって? でもお互い見つめ合うだけだから……(笑)」とにやり。アリソンは「十分にキャラクターのことを感じられないかもと少し心配したけど、本物の感情を築くことができた。ペイストリーもパンも何もかも本物だったの。匂いも素晴らしかった。本当に魔法みたいに見えたわ」と少々不安があったものの作り込まれたセットが助けになったと語ると、ダンは「僕はある意味、あのシーンがスタートなわけだからね」と設定に助けられたと笑った。

 “人の心が読める”という特殊能力を持つクイニーには、エディ・レッドメインふんするニュートの、ホグワーツ魔法学校時代に傷ついた心をのぞくというとても繊細なシーンもある。アリソンは「あれは撮影1〜2日前まで脚本になかったシーンで、本当に最後の最後に追加されたの」と打ち明けてダンを驚かせると、「とても美しく、感動的だった。ニュートのもろさや彼の物語が、エディの表情にどんどん表れるの」とエディとの共演を振り返った。

 一方のジェイコブも、ノー・マジなのにデミガイズ(優美な猿のような姿をした魔法動物。少し先の未来を読むことができ、姿を消すこともできるのでなかなか目にすることができない)といつの間にか仲良くなって手をつないでいたりと、特殊能力と言ってもいいほどの“人の良さ”を発揮している。

 「デミガイズのシーンはもっとあったんだ。実はお気に入りだったんだけどね」と完成版ではカットされたものもたくさんあると明かしたダンは、本編に残ったデパートでのシーンについて「デミガイズはジェイコブを脅威だとは思わないんだ。彼は未来を見ることができるから、ある意味、クイニーと同じようにジェイコブのことを見る。『ああ、コイツはいい奴だ』って(笑)。『どうしよう、どうしよう! あ、このいい人のとこに行く!』ってね(笑)。とてもスウィートだよ。だから次のシーンで、デミガイズはジェイコブに抱きついているわけさ」と笑顔を見せた。(編集部・市川遥)

映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は公開中