島に車を運ぶ“はしけ”から客の車が海に転落(出典:http://www.abc.net.au)

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世界一大きな砂の島と呼ばれるオーストラリアの「フレーザー島」。本土からは“はしけ”という平底の船舶を利用して車で訪れる人々が多いが、その船から車が海に落ちてしまった。『abc.net.au』が伝えている。

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オーストラリア東端のフレーザー島は、グレート・サンディ国立公園の一部としてその豊かな自然ゆえユネスコの世界遺産にも登録されている。先月31日、現地でのドライブのため4WD車を借りて島に近いインスキップポイントから就航している“はしけ”に乗ったのは、現地で意気投合したとみられるバックパッカーのグループであった。しかし車は緩い下り坂となっているはしけから滑るようにして海面に転落。人は乗っていなかったが、車には携帯電話、各種カード、パスポートその他の貴重品を含む大切な荷物が一式乗っていたという。

「何もかも、すべてを失ったわ。どうしたらいいの」と泣き叫ぶ女性バックパッカーたち。誰もが動揺し、ある者はなだめ、またある者は顔をしかめて腕組みをする。その様子にグループのひとり、クロエ・スウィフトさんは「場が凍り付きました。もう旅を楽しむどころではなくなったのです」と語っている。また、彼らの車に続いて自分たちの車を隣に停めたカトリーナ・ローレンスさんはこう説明している。

「停車してから私たちは車の外に出ました。すると夫が“おい大変だ。この車が動き出している!”と叫んだのです。若い男性が懸命にその車を止めようとしましたがまるで力及ばず、海に転落すると車は30秒ほどで海の中に吸い込まれました。スローモーションを見ているような光景でしたが、誰も何もできない、そんな歯がゆい状況でした。」

警察は現在、この事故の原因について運航会社の「Manta Ray Fraser Island Barges」に対する調査を行っている。

出典:http://www.abc.net.au
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)