豪華キャストが結集

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 綾野剛と園子温監督がタッグを組んだ映画「新宿スワン」の続編「新宿スワンII」の完成披露プレミアが1月8日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。2人をはじめ、共演の浅野忠信、伊勢谷友介、上地雄輔、金子ノブアキ、深水元基、久保田悠来、中野裕太、桐山漣、佐藤祐基、一ノ瀬ワタル、山本又一朗プロデューサーが出席。プライベートで足を負傷したという伊勢谷は、舞台挨拶前に実施されたレッドカーペットイベントを欠席。松葉杖をつきながら舞台挨拶に現れた伊勢谷は、椅子に着席すると「こんな状態ですが、舞台に上がらせていただきました!」と語った。

 この日は、7日に第一子の誕生を報告したばかりの“新米パパ”上地を、登壇者が祝福するひと幕が見られた。綾野は、客席への挨拶を終えると「そして、ゆうちゃんおめでとう!」とニッコリ。会場中から拍手が沸き起こるなか、上地は「ありがとうございます」と照れ臭そうに応じる。これを見ていた伊勢谷は、「俺、知らなかった!」と驚きの声をあげ、「映画のなかではとんでもなくひどい役をやられているので、お子様に悪い影響がないといいなと思います」とユーモアたっぷりに語った。

 イベント中盤には、成人式の前日であることにちなみ、キャストが20歳の頃の写真を見ながらトークを繰り広げた。綾野のデビュー前の秘蔵写真が公開されると、アイスクリームを食べるあどけない姿を目にした共演陣が、思わず「可愛い〜!」と声をそろえる。綾野は「なんで俺、アイスクリーム食べてるんだよ」と照れまくったが、上地が「整形した?」と指摘すると、「ばかやろう!」と鋭いツッコミを入れて場内を爆笑させた。

 さらに綾野は、若き日の自らの姿を見ながら「この時は、まだ何者でもなかった」と感慨深げな表情。「とても孤独で、ある種どん底にいたような気がしています。闇の中でしか光を作り出すことが出来ず、その光で自分を照らすことに一生懸命な時期であったと思います」と振り返り、「闇の中で想像した光は、やがて輝きとなった。今たくさんの方々の力を借りて、自分はここに立てていると自負しております。成人の皆さまがこのなかにいらっしゃったら、努力は報われるためにあるわけではないが、努力を成長に結びつけていくために、自分を照らし続け、照らしてくれるひとたちを愛してください」と真っすぐな眼差(まなざ)しで話した。

 和久井健氏の人気漫画を実写映画化した「新宿スワン」は、新宿歌舞伎町のスカウトマンたちの闘争を描いた。続編「新宿スワンII」は、スカウト会社「新宿バースト」の社長・山城が横浜進出を目論み、エース格へと成長した白鳥龍彦を送り込む。だが、横浜一帯を支配する武闘派スカウト会社「ウィザード」を率いる滝マサキは、逆に新宿を飲み込もうと徹底抗戦の構えで対抗し、両者の全面戦争へと突入していく。2017年1月21日から公開。