理想の結婚相手として「超奥手女子」が選ばれる理由

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恋愛では「積極性」がとても大切。けど、この「積極性」は男子に任せておけばいい面も多々あります。男子は実際に引っ張る力があるかどうかを別としても、彼女をリードしていきたいと思う部分が多かれ少なかれあるもの。

私たちとしては、「彼氏の積極性に甘えて、とりあえず彼氏の後ろをついていく」という形をとるのが、一番うまくいったりするわけです。

実際、こういう消極的な女子を「理想の結婚相手」に選ぶ男子はとっても多いんです。この奥手女子が奥さん候補として人気な理由について、20代男子30人に聞いてみましたよ。

■1.ライバルが減る

「奥手ってことは、あんまり男子に勘違いさせることがなさそうだから、付き合ってる間も、結婚した後も、浮気や不倫をする可能性がかなり低いと思うんだ」(法律関係/26歳)

男子だって当然、彼女や奥さんから裏切られるのはめちゃくちゃ怖いわけです。でも、自分が付き合うにもあの手この手を尽くしてようやくゲットできたみたいな「一筋縄ではいかぬ彼女」なら、雰囲気でとか、ノリでとか、そういう異性関係のトラブルが少なそうって思うわけですね。

■2.「うっせえ妻」にならなそう

「ガツガツ系の女子は、たぶんお小遣い制にするだろうし(しかも超安い)、そのくせ自分は金遣い荒らそうだし、なんか窮屈な結婚生活が待っていそうだから嫌です」(ウェブ系/26歳)

もちろん夫婦が対等でいることはすごく重要です。けど、たしかに今の日本には、対等を通り越して、旦那さんが奥さんに頭が上がらないような夫婦もたくさんいますからね。こういう状態だけは、さすがにほとんどの男子が避けたいと思っているんでしょう。その点、内気な女子は「慎ましい妻」なイメージにつながるので人気なのかも。まあ、そのイメージが真実かどうかはさておき……。

■3.プライドを満たしてくれる

「そういう子なら、これからもずっと俺がリードしていけると思うんだ。そういうパートナーなら、自分に自信を持ち続けられる気がする」(営業/28歳)

これは2と表裏一体のものですね。パッシブ(受け身)というのは、「パートナーからずっと引っ張っていってもらえる性格」にも言い換えらえれます。冒頭でもちょっと書いたように、プライドの面から、自分が常にリードしたい系の男子は、とても多いですからね。

■4.ピュアそうだから

「奥手な人なら、これまでの経験もあんまりなさそう。別に処女がいいって意味じゃないけど、あんまり擦れてるよりも、そこそこピュアな方がうれしいかな、結婚するなら」(公務員/26歳)

ピュアで経験の少ない相手となら、デートのたびにこれからいろんな「初めて」を経験できますからね。彼女にたくさんの初体験を提供できるというのは男子の悦びといえるものです。

■5.ブレイクスルーを楽しんでいけそう

「これまでの人生で、消極的にリスクを回避してきた彼女と一緒に生きて、彼女に『ちょっとくらい怖くても、やってみると楽しいもんだよ』っていうのを伝えていきたいし、彼女にもそういう眞逆の人生の楽しさも知ってほしい。人生を通じて、誰かをいい方向に変えていけるって、幸せな人生じゃないかなと思うので。もちろん俺自身も、たまには慎重になることの重要性とかも教えてもらってます(笑)」(教員/28歳)

まさに、2人が一緒になることにとても大きな意味のある関係ですね。ただ好きだから一緒にいるっていうだけじゃなくて、一緒にいることで、2人が相互に影響し合って素敵な人間になっていくような関係って、恋愛の醍醐味です。

■おわりに

結局恋愛は、一対一の相性です。「積極的な子がモテる」とか「消極的な子がモテる」とか言ってみたって、それは結局統計的にというか、確率論でしかありません。モテるための努力もたしかに重要だけど、「統計的にモテる」ようになるために自分を変えすぎて、「たった一人の運命の相手にモテなくなってしまう」というのでは意味がありません。今の自分の良さを見つけたり、今の自分だからこそさらにプラスしたい、改善したい要素だったりを、記事を読んで見つけていってくださいね。(遣水あかり/ライター)

(ハウコレ編集部)(長谷川万射/モデル)(柳内良仁/カメラマン)