カク龍斌氏

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(台北 7日 中央社)前台北市長で野党・国民党副主席のカク龍斌氏は7日、自身のフェイスブック上で5月の同党主席選に出馬すると発表した。すでに現職の洪秀柱主席が再選を目指す考えを示しているほか、呉敦義前副総統も9日の記者会見で立候補を表明するとみられている。(カク=赤におおざと)

カク氏は1952年、台北市生まれ。父親は参謀総長や行政院長(首相)などの要職を務めた国民党の重鎮、カク柏村氏。自身も台北市長や立法委員(国会議員)を歴任している。また、与党・民進党が検討している茨城など4県産食品の輸入規制の緩和に対しては、その是非を問う国民投票の実施を呼びかけるなど、強く反対している。

国民党は馬英九前政権が取った中国大陸融和路線などが原因で、2014年11月の統一地方選で大敗。昨年1月の総統・立法委員選でも惨敗を喫し、政権の座を降りた。また、民進党が資産解体を狙って成立させた法律によって財政的にも追い詰められており、党勢の立て直しが叫ばれている。

国民党主席選は5月20日に行われる見通し。

(劉麗栄、沈如峰/編集:杉野浩司)