石井裕也監督が人気詩集を映画化! (C)2017「映画 夜空はいつでも
最高密度の青色だ」製作委員会

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 石井裕也監督の最新作で、最果(さいはて)タヒさんの詩集をモチーフにした「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」の超特報映像が、このたびお披露目された。一切のセリフを排した映像ながらも、ダブル主演を務める石橋静河、池松壮亮の熱演がひしひしと伝わってくる。

 同作は、石井監督が最果さんの同名詩集の世界観を基に、排他的な東京で生きづらさを抱えながら暮らす若者2人のラブストーリーとして脚本を完成させた意欲作。2017年の東京を舞台に、看護師として働く傍ら、夜はガールズバーに勤務する美香(石橋)と、死の気配を常に感じている日雇い労働者の慎二(池松)の出会いと恋の始まりを描き出す。

 石橋は、俳優の石橋凌と女優の原田美枝子の次女であり、本作で映画初主演。「ぼくたちの家族」以来石井監督とは2度目のタッグとなる池松に加え、田中哲司、松田龍平、市川美日子、佐藤玲、三浦貴大ら実力派キャストが、大役を射止めた新進女優の挑戦を支えている。

 超特報映像は、律動する音叉(おんさ)の振動音をミックスしたようなメロディが鳴り響くなか、排他的な都会で生きづらさを抱えながら暮らす美香と慎二の様々な姿を活写。楽しげにくるくると回転する美香、街中を疾走する慎二をとらえる一方、別々の場所にいる2人が、まるで呼応するかのように左目をてのひらで覆い隠すカットが印象的だ。最後はタイトルバックとともに、2人が初めて視線を交わす光景を映し出しており、互いの存在がそれぞれの日常にどのような変化をもたらすか気になる内容になっている。

 「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」は、17年5月13日に東京・新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペースで先行公開、5月27日から全国順次公開。