青森山田が東海大仰星を下し、7年ぶりの決勝へ! 悲願の選手権初優勝に王手! 《第95回全国高校サッカー選手権》

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▽第95回全国高等学校サッカー選手権大会の準決勝が7日に埼玉スタジアム2002で行われ、東海大仰星(大阪)vs青森山田(青森)は、2-1で青森山田が勝利した。

▽準々決勝で優勝候補と目された東福岡(福岡)を1-0で下して初のベスト4に進出した東海大仰星と、正智深谷(埼玉)に3-1で勝利した青森山田が、決勝進出をかけた大一番に臨んだ。

▽良い試合への入りを見せたのは青森山田で、立ち上がりはロングボールを使いながら相手陣内へとボールを運ぶ。徐々に試合が落ち着くと、今度はショートパスを繋いでサイドに展開し、ピッチの幅を使った攻撃を見せた。

▽対する東海大仰星はディフェンスの際にフィールド全員が自陣に戻ってスペースを埋める。さらにボールフォルダーに対して素早いチェックを仕掛け、ショートカウンターからゴールを目指す場面が多く見られた。すると12分、東海大仰星の松井がアタッキングサードでボールを持つと、相手のプレスが緩いと見るや左足でこの試合最初のシュートを放つ。

▽その後は中盤での潰しあいが続く中、23分に両選手が接触してやや動きが止まった瞬間に左サイドの三国スティビアエブスがボールを持って縦に突破。そのままカットインして右足でクロスを狙うように見せてコントロールシュートを突き刺す。青森山田が、この試合最初のシュートで先制点をもぎ取った。

▽東海大仰星も直後に左サイドから攻め込んだ大崎のクロスがボックス内でディフレクトして、ボールはゴール方向に転がる。しかしGK廣末が体勢を崩しながらもボールをはじき出して得点とはならなかった。それでも26分、左サイドの大崎が上げたクロスをボックス右でフリーとなった松井がダイレクトで蹴り込み、東海大仰星が追いついた。

▽追いつかれた青森山田は34分、右サイドの浅い位置から入ってきたクロスを鳴海が胸でボールをコントロールし、反転からシュートを狙うが枠を捉えきれず。それでも41分、左サイドからのロングスローでゴール前が混戦となると、最後は高橋が蹴り込んで青森山田が勝ち越して前半を終えた。

▽後半に入ると青森山田がパスワークとロングスローから東海大仰星を突き放しにかかる。61分には、GK廣末の高精度なロングフィードを三国スティビアエブスが頭で落とすと、鳴海がボックス内に侵入。ここは相手DFのブロックに阻まれるも、多彩な攻撃でゴールに迫る。

▽一方の東海大仰星も73分、 ボックス左から面矢のロングスロー。ボックス内混戦から見野がボレーを放つも、GK廣末がセーブ。82分には、右サイド大東のロングスローからこぼれ球をボックス手前面矢が右足を振り抜くも、枠を捉えられず。

▽すると東海大仰星は86分にビッグチャンスを迎える。敵陣中央からのフィードに大崎が反応すると、ボックス内で一対一。しかし、左足で放ったシュートはゴールバーの上に外れてしまう。その後も、東海大仰星が怒涛の攻撃を見せるも、青森の粘り強いディフェンスにゴールネットを揺らすことができず試合終了。青森山田が悲願の選手権初優勝に王手をかけた。