国立故宮博物院提供

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(台北 7日 中央社)清の第7代皇帝、嘉慶帝(1760−1820)の文物を展示する特別展が7日、国立故宮博物院(台北市)で始まった。台湾には嘉慶帝が訪台していたという民間伝承が残っており、これまで何度もドラマ化されるなど、歴代皇帝の中でも台湾と縁の深い人物として知られている。

正史には実際に台湾を訪れたという記録はない。だが、故宮博物院の馮明珠前院長は以前、嘉慶帝がそれまでの康熙帝、雍正帝、乾隆帝よりも台湾を重視し、台湾出身の王得碌を重用していたことが台湾の人々の好感を呼び、伝承が生まれたのではないかと分析している。

特別展は故宮博物院南部院区(嘉義県)で昨年5〜9月に開かれていたもので、同院が所蔵する関連文物を、宮廷芸術など4つのコーナーに分けて展示、紹介している。

展示は6月18日まで。

(鄭景ブン/編集:杉野浩司)