BMW、自動運転と自動駐車が可能な「5シリーズ」のプロトタイプをCESで公開!

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BMWは今年のCES(国際家電ショー)で、将来の自動運転車のインテリアがどのようになるかを紹介しているが、それだけではなく、非常に精度の高まった自動運転車のプロトタイプも披露した。このBMW「5シリーズ」セダンをベースにした試作車は、高速道路での完全自動運転が可能で、また駐車も完全に自動で行えるという。
同車に搭載されている自動運転システムの詳細は明らかにされていないが、CESの会場では人々の前でデモンストレーションを公開して見せた。BMWの説明によると、クルマに内蔵されたセンサーから得られるデータと、車載システムのデジタル・マップを組み合わせ、車線を維持しながらの走行を可能にする仕組みらしい。注目すべきは、自動運転中にはドライバーが完全にステアリング・ホイールから手を離しても大丈夫とBMWが言っていることだ。運転をクルマ任せにしている間、ドライバーは他の作業ができる。例えば、BMWの「オープン・モビリティ・クラウド」を使って現地の名所の情報を得るといったことが可能になる。つまり、BMWのシステムは、テスラのオートパイロットといった現行のシステムとは異なり、少なくとも特定の状況下では、ドライバーが周囲の状況などを確認する必要のない完全な自動運転が実現されるということになる。

また、自動で駐車が可能というのも注目すべき特徴だ。駐車をする際、クルマは駐車場の管理システムにコネクトして、駐車スペースを予約すると同時にゴーサインを受信。ドライバーは降車スポットに着いたらクルマから降りてしまい、クルマは自動的に駐車スペースへ向かう。駐車が完了したらドライバーに知らせが届き、ドライバーはBMWの「リモート3Dビュー」でクルマと駐車場所を確認することができるというわけだ。

このプロトタイプには他にも気の利いた特徴が満載だ。例えばジェスチャー・コントロールによって手を振るだけでサンバイザーの上げ下げができる機能は、車内で映画を観ているときなどに便利だろう。マイクロソフトの音声認識パーソナル・アシスタント「Cortana(コルタナ)」も搭載されているので、予定のリマインダーに使ったり、ディナーの予約をしたりと、様々に利用できる。

これらのテクノロジーがいつ頃、量産車に採用されるのかという計画については言及されなかったが、我々は今後もBMWの動きに注目しながら最新情報を皆さんにお伝えしていくので、期待していてほしい。

By Joel Stocksdale
翻訳:日本映像翻訳アカデミー