(写真=ハンファグループHPより)

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1月5日、韓国大手企業ハンファグループのキム・スンヨン会長の三男、キム・ドンソン氏が警察に連行された。

彼は飲食店スタッフの頰を叩いたり、拳で頭を殴ったりした挙句、出動した警察官にも罵詈雑言を浴びせ、パトカーを蹴って窓ガラスを割るといった騒動を起こしたという。

警察は、「暴行及び公共器物損壊容疑」でキム氏に対する逮捕状を請求。

もともとは被害者との示談が成功したため、不起訴処分になるつもりだったが、キム氏が2010年にもソウルの某ホテルで暴力騒動を起こして立件された前科がある上に、「最近増えてきた財閥2世による騒動を制止する」見せしめとして、逮捕に決定したそうだ。

確かに最近の韓国では、財閥2世による騒動が増えている。

2014年のナッツ・リターン事件や、先日紹介した、機内で暴れた中小企業の息子を見てもそれは明らかだろう。

(参考記事:非難続出!! 機内で暴れる男にお手上げだった、“ナッツ・リターン”大韓航空

昨年末には、東国製鋼のチャン・セジュ会長の長男チャン・ソンイク氏も、飲食店で従業員にグラスを投げるといった騒動を起こし、問題になった。

しかし、ハンファグループに限っては、昔から“親子揃って”物議を醸してきたことで有名である。

2007年、当時22歳だったキム・スンヨン会長の次男、キム・ドンウォン氏は某クラブで喧嘩騒ぎを起こし、怪我をした。すると、キム会長は自分のボディーガードたちを連れてクラブ従業員4人を鉄パイプで暴行。

その事件でキム会長は懲役1年6ヶ月、執行猶予3年、社会奉仕200時間の判決を受けている。

次男のキム・ドンウォン氏は2011年、運転中に反対車線で信号待ちしていた車をひき逃げした。

現場から100メートル離れたところに車を捨てて逃げたが、4日ぶりに警察の調査に応じ、700万ウォン(約70万円)の罰金を科せられた。

彼はまた、大麻吸引容疑で起訴されたこともある。2014年、知人を通じて大麻を入手し、4回に渡って吸引。結果的には懲役8ヶ月、執行猶予2年、薬物治療命令を受けた。

三男による今回の事件で、イメージダウンは避けられなくなったハンファグループ。これ以上財閥による騒動が起こらないためには、改めて社会的システムを見直す必要がありそうだ。

(文=S-KOREA編集部)