伝統の「烏羽玉」(6個入り・486円)、ヘルシー素材を使った「美甘玉」(9個入り・1296円)、新感覚の「まろん marron」(6個入り・756円)/亀屋良長

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伝統を守るだけではなく、長年培った技を生かしつつも斬新なアイデアを取り入れて進化した、絶品“あんこスイーツ”が京都で話題!そこで、和洋折衷、カラフルな色合いなど、見た目も味も新しさが満載な、あんこ好き必見の“進化系あんこスイーツ”を紹介!

【写真を見る】話題の「かざり羹(かん)」(300円〜)。「レモン」(320円)や「焦がし砂糖」(370円)などが豊富にそろう/うめぞの茶房

■ “宝石のような和菓子”「亀屋良長」

京菓子の名門と呼ばれた「亀屋良安」から、のれん分けする形で1803年に創業した「亀屋良長」。8代目の吉村良和氏は、伝統を守りつつも新しい味にチャレンジし続けていて、フランスの2ツ星レストランなどで修業を積んだ藤田怜美氏とタッグを組み、あんに生クリームやラム酒を加えた「まろん marron」(6個入り・756円)をはじめとした、和洋の枠にとらわれないブランド・Satomi Fujita by KAMEYA YOSHINAGAをスタート。

さらに、“体に優しい”をテーマに、砂糖の代わりに血糖値が上がりにくいココナッツシュガーを使った「美甘玉」(9個入り・1296円)など、ヘルシーな和菓子がそろう吉村和菓子店を立ち上げたりと、続々と新作を生み出し続けている。

また、創業当時から作られている、まるで宝石のようにつつやかな見た目の名物「烏羽玉」(6個入り・486円)は、菓子作りの伝統を後世に残すために京都府が選定した、“和生菓子特殊銘柄品”に選ばれたほか、1989年には全国菓子博覧会で裏千家家元賞を受賞。現在でも、ひと月で4万個以上作られているという人気商品だ。本店では3ブランドの商品がすべて購入できるので、食べ比べてみよう!

■ 新京都名物“かざり羹”に夢中「うめぞの茶房」

みたらし団子が有名な甘党茶屋 梅園の3代目・西川 葵氏が、“和菓子やあんこの魅力を伝えたい”とオープンした「うめぞの茶房」。この店では今、あんとわらび粉を寒天で流し固めた新感覚スイーツ「かざり羹(かん)」(300円〜)が話題となっている。

あんに加えたレモンの果汁がさわやかに広がる「レモン」(320円)や、カラメルのほろ苦さが大人な味わいの「焦がし砂糖」(370円)など、あんこと繊細にトッピングされた旬の果物などが組み合わさることで、見た目は洋菓子、しかし、あと味はあんこ特有の優しい甘さが魅力。和菓子にもっと親しんでほしいという思いと、甘党茶屋として伝え続けたいあんこのおいしさが詰まった絶品スイーツだ。

■ 夫婦で作る“革新の和洋折衷スイーツ”「一乗寺 中谷」

1950年に創業し、一乗寺銘菓のでっち羊羹が名物の和菓子の老舗「一乗寺 中谷」。3代目の中林英昭氏と、若女将でパティシエールの恵子氏の夫妻が作り出す、和洋折中スイーツだ。実家の豆腐料理店の豆乳を使い、中谷らしくアレンジした豆乳プリンをきっかけに、先代が築き上げた、最高級の素材にこだわる和菓子作りの伝統を守りながら、夫婦で作り続ける和洋のエッセンスが混ざり合う革新の新スイーツが次々と誕生している。

中でも、注目したいのが「絹ごし緑茶てぃらみす」(410円)。枯山水の庭に見立てた上品なティラミスで、抹茶や白あんを使ったムース、スポンジ、生クリームが3層に。1640円で、折箱に入ったテイクアウトも販売されているので、お土産や贈り物にも最適だ。

■ “あんこ×マスカルポーネ”「京都祗園 あのん 本店」

おはぎやおやきが看板商品のサザエ食品が展開している、あんこが主役のカフェ「京都祗園 あのん 本店」。サザエ食品が創業時より厳選して使用している良質な小豆の味を生かすため、伝統あるあんこ作りの技法を基本としつつも、新たなあんこ菓子を多く生み出している。

中でも評判なのが、斬新な組み合わせの最中あんぽーね。自慢の粒あんと、マスカルポーネチーズを混ぜたオリジナルクリームを好みでサンドする最中で、あんこの甘味をさわやかなマスカルポーネチーズが程よくまろやかにしてくれる。

さらに、あんぽーねの新たな魅力が開花した新商品「あんぽーねぱふぇ」(1296円)は、あんぽーねと同じマスカルポーネクリームと粒あん、抹茶アイス、ジュレなど7つの具材を堪能できる。絶妙に調和するあんことマスカルポーネチーズの相性のよさに、とりこになる人が続出中!【関西ウォーカー編集部】