「Thinkstock」より

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 昨年末、タレントの千秋がツイッターで“デパートへの怒り”をあらわにした。

 12月31日、千秋は「某デパートから家に郵便でダイレクトメールが来た。あるアート作家の作品が入荷したとのこと。確かにわたしはそのアートが好きなんだけど、そのデパートで買ったことはないし、カードも使ったことはない。なのに、なんで、ピンポイントでわたしに手紙が来るの?住所知ってんの?超怖いんですけど」と、不信感をツイートしたのだ。

 その後、千秋はデパートにダイレクトメールが送られてきた経緯や発送の停止について問い合わせたが、得られた回答は納得のいくものではなかったという。

●店側のミスで商品交換でも客に来店を要求

 このようなデパートにおけるトラブルは、千秋のような芸能人に限らず、私たち一般人にも起きている。以前、都内の有名デパートAでレインブーツを購入したという30代女性は、次のように振り返る。

「色や柄でさんざん悩んで、やっと決めて購入したお気に入りの1足だったのですが、帰宅して箱を開けるとまったく別のデザインのものが入っていたことがあります。あわてて店に電話すると、一応謝ってはくれたのですが、『交換するので持ってきてください』とのこと。自宅からは少し遠いデパートだったので大変だったけれど、郵送するのも結局手間になるので、後日こちらから交換に行きました」

 ここまででも残念な印象だが、さらにこう続けた。

「交換に行った日、店員は『少々お待ちくださいね〜』と言って、私が持ち帰るはずだった商品を探しに行きました。すると、普通に店頭に出していたレインブーツを持ってきたのでびっくり……。普通、交換に来る客がいるとわかっているなら、ちゃんと商品を確保しておきますよね? 思わず『在庫ありますか?』と聞いたら、『これが最後の1点です』と返ってきて、私が交換に来る前に売れてしまったらどうするつもりだったんだろう、とあきれました」

●客を選ぶ店員、使えるはずの商品券が無効に

 また、同じく都内の有名デパートBの化粧品売り場で「複雑な気持ちになった」と話すのは20代の女性だ。

「私が仕事帰りなどでキレイめな服装をしていると、化粧品売り場の店員が頻繁に声をかけてきます。でも、たまに買い物のついでみたいな感じで適当な服装で行くと、ほぼスルー。店員は無意識かもしれませんが、客を選んでいるみたいで嫌な感じですよね」

 そのほか、地方のデパートCを利用した20代女性からは次のような話もあった。

「デパートのテナントで商品券を使おうと思ったら、店員に『うちの店では使えません』と言われました。私は買い物に行く前にちゃんと調べていたので、明らかに使えるはずでしたが、店員は『使えません』の一点張り。あきらめて現金で支払いましたが、あとで調べたら、やっぱりその店でも使えたんです。その店員さんが知らなかっただけなのか、面倒くさかったのかはわかりませんが、しっかりしてほしいと思いました」

 どのデパートの対応もほめられたものではないが、冒頭の千秋の件は個人情報の取り扱いも関係する問題だ。今一度、デパートには顧客目線の対応を考え直してもらいたいものである。
(文=編集部)