日本のメーカーが米アップルの製品を超えるような魅力的なコンピューターを開発できる可能性はあるだろうか。中国メディアの今日頭条が5日付で掲載した記事は、日本のメーカーはアップルのパソコンやスマートフォンのように人びとを魅了する製品を製造する実力があるにもかかわらず、なぜ実際には製造できないのかという問いを提起し、この問いに対する回答を考察している。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本のメーカーが米アップルの製品を超えるような魅力的なコンピューターを開発できる可能性はあるだろうか。中国メディアの今日頭条が5日付で掲載した記事は、日本のメーカーはアップルのパソコンやスマートフォンのように人びとを魅了する製品を製造する実力があるにもかかわらず、なぜ実際には製造できないのかという問いを提起し、この問いに対する回答を考察している。

 記事は、この問いに対する回答の1つとして、日本を代表する大手メーカーの共通点について「事業分野が非常に多岐にわたり、たくさんの種類の製品を作っていること」を挙げ、アップルやテスラモーターズのように特定の分野に特化したメーカーに比べ、製品開発の効率が落ちる原因となっていると主張。

 また、事業分野が多岐にわたることで、経営資源が分散されてしまうことも日本の大手メーカーがアップルを超えるようなコンピューター製品を作れない理由の1つではないかと論じた。

 さらに、日本はもともと資源が限られた国であるという背景も要因の1つと主張。日本企業は簡単に入手できる材料を用いてイノベーションに取り組む、あるいは材料を可能な限り節約することは得意だと指摘する一方、こうしたイノベーションは「現存する基礎を壊さず、その上に何か新しい特徴を付加するタイプのものになってしまう」と指摘、これは「一種の絶え間ない妥協である」と指摘した。

 記事は、日本は資源を節約するという点や現存のものを改良するという点において「本当に人を感嘆させる国家である」と絶賛しているが、記事が例に挙げているアップルは自社工場を持たないファブレス企業であり、部品は他社から調達したり、委託生産しているものだ。アップルの製品には日本企業の部品が数多く組み込まれていることから分かるとおり、日本人はこれまで無かったものを創造するという点においては苦手と言えるかも知れない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)