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 「ハピネス(1998)」や「ストーリーテリング」などシニカルな作風で知られるトッド・ソロンズ監督が、ダックスフンドを主人公に据えたブラックコメディ「トッド・ソロンズの子犬物語」のマナー映像が、公開された。

 1匹のダックスフンドがさまざまな飼い主を渡り歩く様子を追いつつ、重い病を抱えた少年(キートン・ナイジェル・クック)とその家族(ジュリー・デルピー、トレイシー・レッツ)、脚本家兼映画学校の講師(ダニー・デビート)、偏屈な老女(エレン・バースティン)といったひとくせもふたくせもある人物たちの業(ごう)にまみれた生きざまをブラックユーモアたっぷりに描く。

 本映像は、「トッド・ソロンズの子犬物語のバラッド」が軽快に流れるなか、“ダックスフンドからのお願い”といった体裁でマナーを呼びかけている。「ファックとか言わないでワン!」「いいから座ってろワン!」「愛をささやかないでワン!」「爆弾は持ち込まないでワン!」「シャブ(覚せい剤)禁止だワン!!」と各シーンに合わせたテロップが表示され、本作に流れるブラックな要素が凝縮されている。

 映像には、「クソ犬」と罵倒する最初の飼い主、クッションを裂き部屋中を羽毛まみれにする少年、ベッドに突っ伏し泣きながら「愛してるんだ……」と電話に向かって語る脚本家、元いじめっ子で覚せい剤中毒らしき青年など、濃いキャラクターが次々と登場し、それぞれの“ダメ人間”ぶりが浮き彫りになっている。

 「トッド・ソロンズの子犬物語」は、1月14日から全国公開。