自身が勝って以降続いていた日本勢の連敗を自らの手でストップ!(撮影:米山聡明)

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2016年も多くのドラマが生まれた国内女子ツアー。今となっては忘れている大会、1打はありませんか?今シーズンが始まる前に、ひと月ごとの優勝コメント共にプレーバック!今回は9月を振り返ります。
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昨年までのみずなみカントリー倶楽部(岐阜県)から美唄のゴルフ5カントリー美唄コース(北海道)に舞台を移して行われた「ゴルフ5レディス」では鉄人・表純子が前人未到の200試合連続出場を達成した。そんなメモリアルな大会を制したのは主催のゴルフ5所属の穴井詩。イ・ボミ、申ジエ(共に韓国)といった実力者に競り勝ちホステス大会で嬉しいプロ初勝利を挙げた。
「みなさん、お待たせしました。今までありがとうございます!」とスピーチで大会関係者に感謝の言葉を述べた穴井。「初優勝までの9年間は長かった。今日も今までならバタバタしていたところを、“楽しんでやろう”と切り抜けられた。(これまでのつらい経験は)とても財産になっています。精神的にとても強くなりました」と笑顔でトロフィーを掲げた。
続いて行われた公式戦2戦目「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」は長いラフが渦巻く登別カントリー倶楽部に多くの選手が苦戦。カットラインは8オーバーという難しさだった。そんなアンダーパーが1人もいなくなった戦いを制したのは鈴木愛。最終日に3つ伸ばし華麗に逆転を決めた。
「周りの人がどんなスコアを出そうと、私は3アンダーで回ろうと頑張りました。(最後の5mのパットは)ボードでスコアを見てから打ちました。入れないと、いけないと強い気持ちを持ってやりました。こんな勝ち方ができて良かった」。この勝利により自身が2014年の今大会を制して以降続いていた日本勢の公式戦の連敗を、7でストップさせた。
一転スコアの伸ばし合いとなったのが「マンシングウェアレディース東海クラシック」。テレサ・ルー(台湾)、全美貞(韓国)の壮絶な伸ばし合いに他の選手は追随できず。そんな一騎打ちを制したのはテレサ。後半OBを叩いたものの3連続バーディを奪いプレーオフに持ち込むと、1ホール目でバーディを奪取。今季3年ぶりとなる復活優勝を挙げた賞金女王を下した。
「13番でOBを打ってスイッチが入った。ミジョンさんは安定しててミスもない。私がバーディを獲るしかない。とにかくチャンスを作ってあとは神様次第だと思っていました。まだボギーが多いですね。アイアンは良くなってきたけどドライバーが曲がるし、そうしたホールでスコアを落としている。今日もダメでした(笑)」と今季2勝目にも満足できない様子だった。
続く東北唯一のトーナメント「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でも海外勢が強さを見せた。李知姫が申ジエ(ともに韓国)をプレーオフで下し今季2勝目。海外勢初・史上3人目の生涯獲得賞金10億円突破した。
「前半戦で1つ勝って波に乗っていけると思いましたが、調子の波が激しくて…。秋に入ってやっと調子がまた上がってきたので良かった。勝てば10億円に届くと聞いて…外国人では誰もいないことだったので、すごくやる気になっていました。日本の環境はすごくいいと思っていますし、日本のツアー、協会、コース…いろいろなところに感謝したいです」と海外勢初となる快挙に酔いしれた。
日本勢のメジャー連敗はストップしたものの、その後の2試合では海外勢が圧倒。日本勢が乗り切れない展開が続いた。

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