■ドライバーを緩やかに包む上質なインパネ

新型C-HRのフロントドアを開けると、SUVらしく少し高めの運転席が迎えてくれます。インパネは、ドライバーを緩やかに包むラウンド形状が新鮮。頭上空間はクーペ調のルーフラインのため低めながら、高さがあるため必要充分な空間を確保。

まさに、SUVの高めの視線とクーペの囲まれ感を融合したような空間となっています。

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インテリアも、ドア内壁やルームランプ、またスイッチ類等、至るところに菱形デザインが散りばめられており、スタイリングテーマの「セクシー・ダイヤモンド」を反復。夜には、計器やスイッチの文字が運転席を囲んで白く浮かび上がるように輝き、スペシャリティを演出しています。

また上質なソフトパッドで覆われたインパネ上部の一等地には、ワイド2DINスペースを配置。なおナビやオーディオはメーカーオプションを設定しておらず、ディーラーやカー用品店で好みの機器を選ぶようになります。

■クーペのようにデザイン優先で割り切った使い勝手

次にリアドアを開けようとすると、定位置にドアハンドルが見当たりません。新型C-HRでは、ルーフ近くに隠すようにドアノブを備え付けてデザイン性を訴求。もちろん使い勝手はヒンジ式で扱いやすく、小さい子どもがぶら下がりぎみに掴んでも壊れたりしないように強度を確保しています。

ルーフはリアに向かって傾斜しているため、リアシートの頭上空間はセダン並みですが、横幅が広いので充分くつろげます。ただリアのドア後方が大きくキックバックしているため、リアシートの顔の位置はドアパネルで覆われる格好になります。

また荷室を見ると、国産車が得意とするゴルフバック積載要件は考慮されていません。もちろん相応の積載容量はありますが、かつて一世を風靡したクーペのようにデザインを優先したことが伺えます。

新型C-HRは、クーペのスペシャリティな魅力をSUVで最大限に発揮する仕立てになっているのです。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

■第545弾新型C-HRのすべて (より深く知りたい方はこちらがオススメ)

新型C-HRは「クーペのスペシャリティな魅力」をSUVで実現!(http://clicccar.com/2017/01/05/431498/)