今年も多くの感動をもたらしてくれた世界のトップアスリートたち。中でも、夏のリオ五輪をはじめとして美女アスリートの活躍が目立つ1年となった。そこで、2016年のスポーツ界を彩った美女選手10名を、国内外のスポーツシーンを追い続ける『アフロスポーツ』のフォトグラファーがセレクトした写真と共に振り返ってみよう!


■エフゲニア・メドベデワ(17歳)

ロシア/フィギュアスケート

『日本選手たちには高い壁。氷の女王は素顔も魅力的』

 3月の世界選手権で金メダルを獲得し、12月のISUグランプリファイナルを2連覇した、女子フィギュア界の女王。弱冠17歳ながら、ショートプログラムとフリースケーティングで、それぞれ歴代最高得点の記録を持つなど圧倒的な実力を誇る。

 一方で、「日本アニメが大好き」という親日家の一面も。セーラームーンのコスプレでアイスショーを滑ったり、キスアンドクライに視聴中のアニメグッズを持ち込んだりと、そのオタクぶりは枚挙にいとまがない。絶対女王ながら親しみやすい素顔を持つ彼女のファンは、今後も増え続けていくだろう。


■エリザ・マッカートニー(20歳)

ニュージーランド/陸上・棒高跳び

『笑顔を絶やさず、最年少で五輪メダリストに』

 女子棒高跳び界の「生ける伝説」ロシアのイシンバエワを欠いたリオ五輪で、4m80cmを記録し銅メダルを獲得。19歳と252日でのメダル獲得は、同種目での最年少記録となった。大会後、イシンバエワがリオ五輪の金メダリストについて「本当の意味での勝利とはいえない」とコメントしたのに対し、「問題は誰が出場できたかということ」と反論する強気な一面ものぞかせた。

 身長179cmとモデル級のスタイルで、本国でも企業の広告塔となるほどの人気ぶりだが、競技中にみせる愛らしい笑顔に日本でも注目度が上昇。2020年の東京五輪で活躍する姿を待ち望むファンは多い。


■本田真凜(15歳)

日本/ フィギュアスケート

『シニアでも存在感を増す、女子ジュニアの金メダリスト』

 2016年3月に行なわれた世界ジュニア選手権で、村上佳菜子以来6年ぶりとなる金メダルを獲得。その名を世界に知らしめた、女子フィギュア界の新エース候補だ。自身も「最大の強み」に挙げる表現力を武器に、12月の全日本選手権ではジュニア勢最高の4位と健闘。来年の世界ジュニア選手権代表に内定を決めた。

 その愛らしいルックスからCM出演の依頼も多く、2016年11月にはJALとスポンサー契約を結んだことも話題に。来年からジュニアのカテゴリーに入る妹の望結の目標となるためにも、今後はシニアでさらなる飛躍をとげてほしい。

■マキシム・デュフォーラポイント(26歳)<左>
■クロエ・デュフォーラポイント(25歳)<中央>
■ジャスティン・デュフォーラポイント(21歳)<右>

カナダ/モーグル

『平昌五輪も揃って出場? モーグル界きっての美人三姉妹』

 2014年のソチ五輪・女子モーグルに揃って出場し、三女のジャスティンが金メダル、次女のクロエが銀メダル、長女のマキシムが12位という、美貌と実力を兼ね備えた三姉妹。2015−2016年シーズンのW杯では、三女ジャスティンとのタイトル争いを制した次女クロエが総合優勝を果たすなど、他を寄せつけない強さを誇っている。

 2018年の平昌五輪にも三姉妹で出場するかに注目が集まるが、長女マキシムは現在26歳とベテランの域に差しかかっている。妹ふたりとの差も広げられているが、意地の滑りを期待したい。


■吉田亜沙美(29歳)

日本/バスケットボール

『世界のファンを魅了したスピードスター』

 バスケットボール女子日本代表のキャプテンであり、コート上の司令塔。一瞬で相手を置き去りにするスピードと精度の高いパスで「アカツキファイブ」の攻撃の起点となり、リオ五輪ではアシスト王を獲得。グループリーグ最終戦のフランス戦では「ヨシダコール」が湧き起こり、試合後に海外のファンから2ショットをねだられる場面もあった。

 2014年に左膝の靭帯断裂という、選手生命に関わるほどの大ケガをしながら見事なカムバックを果たした吉田。ケガで一度は断念した海外でのプレーを含めて、東京五輪までにさらなるスケールアップをして、世界のファンを驚かせてほしい。


■カロリーナ・プリスコバ(24歳)

チェコ/テニス

『あのセリーナを破ってトップ選手の仲間入り』

 双子の姉、クリスティーナもプロテニス選手で、WTAツアーのダブルスでは姉妹ペアで優勝3回、準優勝1回という成績を誇る。今年はカロリーナのシングルスプレーヤーとしての成長も目覚ましく、全米オープンでは長年女王として君臨してきたセリーナ・ウィリアムズを破り、グランドスラム初の決勝進出を果たした。

 その決勝でも、新女王のアンゲリク・ケルバー相手にフルセットの激闘。惜しくも敗れたものの、準優勝で大きくポイントを稼ぎ、世界ランキングを6位まで上げた。24歳と脂の乗っている時期であり、グランドスラム優勝が手の届くところまできている。

■清水希容(きよう・23歳)

日本/空手

『突き、蹴り、容姿までも美しい女子空手界のエース』

 東京五輪で正式に採用競技となった空手。その「形競技」という種目で、2016年10月に世界選手権を2連覇、12月には全日本選手権を4連覇した女子空手界の若きエースだ。

 突きや蹴りの力強さやスピードを競うこの種目において、一挙手一投足の凛々しさ、動作の美しさは他を圧倒している。その実力に加えて、「空手界の綾瀬はるか」とも呼ばれる愛らしいルックスも加わって、近年では空手界以外でも人気上昇中。東京五輪の金メダル大本命が、自身の連覇記録をどこまで伸ばせるのかを注視したい。


■ソン・ヨンジェ(22歳)

韓国/新体操

『アジア初の五輪メダルが見えた韓国の妖精』

 その美貌から、韓国国内で「国民の姪」や「韓国の妖精」といった愛称で呼ばれる22歳。2012年のロンドン五輪で、新体操個人総合でアジア歴代最高順位となる5位に入り、国民の期待を背負って出場したリオ五輪では、メダルまであと一歩という4位入賞と記録を伸ばした。

 母国語のほか、日本語を含む3ヵ国語を話す才色兼備のヨンジェは、東京五輪で念願のメダル獲得を狙う。アジア選手初の新体操メダリストとなることができるかどうか、この4年間に要注目だ。


■ダリヤ・クリシナ(25歳)

ロシア/陸上・走り幅跳び

『逆境のリオ五輪で美しく宙を舞った美女ジャンパー』

 2007年にワールドユース陸上選手権で金メダルを獲得し、その後も第一線で活躍を続ける走り幅跳び界の妖精。その美貌と身長180cmという抜群のプロポーションを活かし、ロシアではモデルとしても活動している。

 リオ五輪では、国家ぐるみのドーピング疑惑でロシア陸上選手の出場が認められない中、ただひとり、個人として五輪に参加。アメリカでトレーニングと薬物検査をしており、「疑惑の渦中にいない」という国際陸連に判断された際には、ロシア国内で彼女を「裏切り者」と罵る声も。しかしそんな逆境に耐え、リオ五輪本番では決勝に進出する意地をみせた。


■大堀彩(20歳)

日本/バドミントン

『東京五輪出場へ、奥原、山口を追う長身サウスポー』

 リオ五輪で活躍した奥原希望、山口茜と同世代の、女子バドミントン界期待の星。日本人としては長身の169cmから打ち下ろす強打を得意とし、2013年のアジアユースU−19オープンで優勝(日本人女子として初)するなど、早くから大器の片鱗をのぞかせていた。

 2016年は、9月に行なわれたヨネックスオープンで山口茜と同位の3位。ほかにも高レベルな国際大会で結果を残し、日本ランキングを自己最高の4位で終えた。惜しくもリオ五輪の出場はならなかったが、ナショナルチームのB代表に選ばれており、東京五輪では代表入りが大いに期待されている。

スポルティーバ●文 text by Sportiva