5日、韓国メディアによると、弾劾訴追案の可決で職務停止となった韓国の朴槿恵大統領の権限を代行する黄教安首相に、またも「越権行為」疑惑が浮上した。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真はソウル。

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2017年1月5日、韓国・YTNによると、弾劾訴追案の可決で職務停止となった韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の権限を代行する黄教安(ファン・ギョアン)首相に、またも「越権行為」疑惑が浮上した。

黄氏は3日、ソウル・九老区のデジタル産業団地を訪問する過程で、九老駅ロータリー前の3車線の通行を7分以上規制した。信号待ちをする車の列は800メートル以上に及んだという。また、信号で止まった歩行者数十人も横断歩道を渡ることができなかった。九老駅ロータリー前の道路は普段から渋滞が激しい場所だという。

ソウル九老警察署関係者は「オグム橋から九老区庁方面に向かう方向で約5分、逆方向で約3分の遅れが出た」と明らかにした。しかし、黄氏が該当区間を通った時間は12秒に過ぎなかったという。

これに対し、ネット上などで「越権行為」と批判する声が相次ぐと、首相室関係者は「区間別に信号を規制した時間は長くても2分ほど」と釈明した。また、「法律上、権限代行も大統領レベルの警護を受けられるが、黄氏は今まで通り、首相レベルの警護を維持している状況。『越権行為』と騒がれないよう、安全まで放棄している」と強調した。

黄氏は昨年、ソウル駅のプラットホームまで公用車で乗り入れたり、五松駅のバス停を占領したことが「越権行為」と批判されていた。

この報道に、韓国のネットユーザーは「これで何回目?批判されるたびに『気を付けます』と言っているが、実際は全く反省していないのだろう」「外出すると問題ばかり起こす。家でおとなしくしていてほしい」「仕事をまともにしていたら誰も文句は言わない。国のために何もしていないのに特権を享受しようとするところが朴大統領とそっくり」「これ以上国民に迷惑をかけないで」「権限代行中だから、朴大統領と同じ行動をしているのだろう」「黄氏が大統領になったら高速道路も占領しそう」「当然の権利でしょ?大統領制の国では仕方のないこと」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本)