日本で「大食い王」の番組が人気を博している理由について、社会評論家が分析している。資料写真。

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中国では現在、グルメ系バラエティー番組が増加している。日本でも、コストは安いが高視聴率を取れるグルメ系バラエティー番組は主婦の間で好評を博してきた。多くの旅バラエティー番組などもグルメをテーマにしている。中でもテレビ東京の「元祖!大食い王決定戦」はテレビ史上でも数少ない長寿番組で、これまで27年近く放送が続いている。済南日報が伝えた。

大食い競技番組は1989年から91年に「日曜ビッグスペシャル」枠の一企画として「全国大食い選手権」が放送され、視聴者から大きな反響を得て、92年から「大食い選手権」を独立したレギュラー番組として昇華させたのが長寿番組「TVチャンピオン」で、2005年からは「元祖!大食い王決定戦」として全国放送されるようになった。男女問わず参加でき、数々の予選を経て、決勝で食材を最も多く食べた選手が「大食い王」となる。連覇を果たすと「絶対王者」の称号も与えられる。近年は、年2回の新女王発掘戦や女王戦、最強戦などが行われ、毎回、10以上の同時ネット局、20以上の時差ネット局で放送。約10%という高視聴率を維持している。

「大食い王」の番組が人気を博している理由について、日本人は「見ていて単純に面白いから」と考えている。一方、社会評論家は「自分の欲望や行動を抑えるというのが日本人の国民性。公の場で暴飲暴食することはあまりない。しかし、大食い王たちの食べっぷりは、日本人の道徳観念に反するものの、それが逆に、視聴者にとっては現実のストレスを忘れさせてくれる」と分析している。(提供/人民網日本語版・編集/KN)