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駅伝、温泉、峠越え、箱根と聞いて思い浮かべるのは何でしょう?地元が遠いので知らなかったのですが、箱根には富士山を一望できる場所がありました。両手を広げたかのように裾野が大きく広がった富士山の姿を拝んできました。

自転車で世界一周した周藤卓也@チャリダーマンです。かつて日本一周したときに箱根の峠を攻めました。その結果は雨にも振られお腹も壊して散々。いい思い出が無かったからこそ、箱根にはもう一度とは思っておりました。

◆小田原

12月の初めに熱海に用事があって小田原で1泊することに。ネットカフェだったので翌朝は早くから動けました。とりあえず小田原観光に出かけました。

北条氏の居城だったという小田原城。



実は小田原市の出身となる二宮金次郎(尊徳)。駅前に銅像が立っていました。



◆芦ノ湖

小田原観光を終えて、どうしようかと悩みます。でも、またの機会なん分かりません。天気もよし。とりあえず芦ノ湖を目指すことにしました。ひと目富士山を見て帰るつもりでした。

箱根旧街道・1号線きっぷ|箱根登山バス

http://www.hakone-tozanbus.co.jp/ticket/1gou.html

箱根旧街道・1号線きっぷを使うと小田原から芦ノ湖まで1750円で往復できます。小田原〜箱根湯本まで登山電車、箱根湯本〜芦ノ湖(元箱根港)までバスでした。

ミニ編成の登山電車。



山間にある箱根湯本の駅。



箱根湯本からバスに揺られて芦ノ湖に到着。朝方かつ標高もあったので一帯はひんやり、冷たい空気で肺がキューンとなりました。コンビニの100円コーヒーで暖を取ります。濃い青をした湖が広がっていました。その湖の向こうにある富士山を眺めていました。

雪化粧した富士山。でも全容が掴めません。



海賊をテーマにした遊覧船が浮かんでいました。



◆駒ヶ岳ロープウェイ

確かに富士山を見ました。でも、これじゃ物足りません。モヤモヤしながら辺りを見渡すと遠くにロープウェイがありました。スマホで調べると駒ヶ岳という山の山頂まで行けるよう。なかなかの絶景みたいです。またの機会なんて分かりません。次はロープウェイを目指しました。スマホで地図を見たら、そこまで遠くない距離。とぼとぼと湖畔を歩くと30分ほどで到着です。路線バスもあったようでしたが、歩いて往復しました。

箱根 駒ヶ岳ロープウェー:鑑賞する|箱根園

http://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/watch/ropeway.html

宿泊施設、水族館、植物園が集まった「箱根園」というリゾート施設がロープウェイも運営しています。いずれも西武グループであるプリンスホテルの経営です。

一大観光リゾートだけあって駐車場も広い。



ロープウェイの地上駅。大人往復1300円でしたが、クーポン券があったので1170円でした。



このような感じで芦ノ湖畔と駒ヶ岳山頂をロープウェイが繋いでいます。



定員が101名ですので、ゴンドラ内はけっこうな人口密度でした。



たくさんの人を乗せたにも関わらずゴンドラは私たちを力強くグイーッと運びます。標高を一気に上げるので耳がツーンとしました。芦ノ湖が次第に大きくなっていきます。前方の山に隠れていた富士山もその全容が現れるや「おぉー」「すげぇー」とゴンドラ内は驚きの声に包まれました。

山頂駅には古びたビルがぽつんと建っていました。待合室にはストーブが置いてありました。



◆駒ヶ岳山頂

外に出ると冷たい風が吹き付けます。油断していると魂まで飛んでいきそうな強い風。外界は日も差して柔らかな陽気に包まれていたというのに、山頂は冬の荒天の日のようでした。吹きさらしの頭が辛く、暖かな帽子が欲しかったです。寒さにプルプルしながらも山頂一帯を歩いて回りました。

お椀の底に水が溜まったかのような芦ノ湖。阿蘇のカルデラにも似てます。湖面に浮かぶ船は地面の蟻のような大きさ。



湖岸にある元箱根港(手前)、箱根町港(奥)も一望できました。



芦ノ湖一帯の背後にそびえ立つ愛鷹山。



そして、いつまでも眺めてられそうだった富士山。山の字のように山頂から等分に伸びる裾の雄大さに心奪われてしまいました。



日本一の山にふさわしい風格。



両手を広げて富士山の裾を再現。



芦ノ湖があって、富士山があって、御殿場あたりの平地までのぞいて、地球の大きさを肌で感じることができました。富士山の後ろにあるのは南アルプスでしょうか?



動画も撮りました。

箱根の駒ヶ岳山頂で見た富士山はため息がこぼれるほどに美しかった - YouTube

神奈川の方に目を向けると弧を描いた湘南の海が広がっていました。



駒ヶ岳山頂には箱根神社の元宮もあります。



山頂に佇む真っ赤な鳥居。



いろいろ世界を回ってきたのですが、日本にもまだ見ぬ絶景がいっぱい残っていますね。箱根に関しては、自転車でもう1度来てみたい。

日本も世界も行ってみたい場所ばかり。死ぬまでに1つでも多く消化していきたいところです。そして、記事で紹介できたらと思います。2017年もよろしくお願いします。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン

自転車世界一周取材中 http://shuutak.com

Twitter @shuutak

DMM講演依頼 https://kouenirai.dmm.com/speaker/takuya-shuto/)