犬は何かを着せられるのが実は嫌い…!?(出典:http://www.wtsp.com)

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『猫の首に鈴をつける』ということわざがある。“優れた計画であっても実行は非常に困難で、誰もその役を引き受けたがらない”という意味だが、一方でセーターや雨合羽を着ている犬にはたびたび出くわす。彼らはそれを嫌がらずに着ているのであろうか。このほど米フロリダ州で…。

フロリダ州のタンパで先月30日、ピットブルのミックス犬が自宅の裏庭で大暴れし、飼い主に重傷を負わせるという事故が起きたことを地元メディアの『wtsp.com』が伝えた。

アクシデントの発端は、ブレンダ・ゲレロさんという52歳の女性が裏庭にて愛犬の“スカーフェイス(Scarface)”に犬用セーターを着せようとしたこと。それを嫌がったスカーフェイスは暴れてブレンダさんを攻撃。その体を引き離そうとした夫のイスマエル・ゲレロさん(46)、息子のアントワン・ハリスさん(22)の3名に次々と噛みついた。アントワンさんがナイフでスカーフェイスの頭と首を刺したが攻撃は収まらず、家族はほかに2人の子供が待つ家の中へ避難した。

通報を受けタンパ署の警察官や動物管理局の職員が現場に急行したが、非常にアグレッシブで攻撃的なスカーフェイスにはビーンバッグ弾および麻酔銃が使用され、やっと捕獲されると保護施設に収容された。イスマエルさんとブレンダさん夫妻は病院に搬送され、ブレンダさんは重傷だが命に別状はないという。

出典:http://www.wtsp.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)