同性婚を合法化する民法改正案の立法院(国会)司法法制委員会通過を喜ぶ市民ら=2016年12月26日、台北で撮影

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(台北 4日 中央社)衛生福利部は、性的少数者(LGBT)の性的指向に対するいかなる治療行為も禁止する方針を示した。早ければ3月にも新規定が施行される見込みで、違反者には10万〜50万台湾元(約37万〜182万円)の罰金が科されるほか、悪質な場合は医師免許の取り消しもあるとしている。

同部の石崇良・医事司長によると、昨年5月に、LGBTの当事者が医療従事者により矯正治療が必要と診断され、心身を傷つけられるケースがあったと台中市政府性別平等委員会から報告があったという。同様の行為を明文化して禁止する提案があったことから、対応を協議していた。

石司長は、LGBTの性的指向は現代精神医学では病気ではないとされると強調。新たな規定を徹底することで、根拠のない医療行為の乱用を禁止し、多様な性のあり方を尊重するとしている。

(張茗喧/編集:齊藤啓介)