オム・ジウォン「コン・ヒョジンとは正々堂々と話し合った」

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インタビューで毎回多数の俳優と出会う。画面を通じて見たイメージと同じ人もいるが、新しい魅力を見つけることになるスターもいる。女優オム・ジウォンもその中の1人だった。

シャープで敏感な人だと思っていたが、直接会って話してみたら知り合いのお姉さんのように優しかった。気兼ねなく冗談を言い、人を笑わせる余裕もあった。よく放送で見られる親切な姿だけでなく、カメラのないところでも彼女はよく笑っていた。正直な人だった。

映画「女は冷たい嘘をつく」についての話を聞くため最近オム・ジウォンに会った。笑顔で記者たちを迎える姿から彼女の配慮と温かい心を感じた。率直な姿のオム・ジウォンとの会話は、非常に有意義であった。

オム・ジウォンはOSENとのインタビューで「『ソウォン 願い』、『リバイバル 妻は二度殺される』、『京城学校』など、相次いで深い内面の感情を表現する人物を演じてきた。これが女優の仕事で宿命だが、見方によっては私という人の人生の中にもある部分だと思った。撮影は大変だったが、当然受け入れなければならない部分だと思う」と「女は冷たい嘘をつく」への出演を決めた理由を明かした。

「女は冷たい嘘をつく」でオム・ジウォンは離婚後一人で子供を育てながら会社に通うワーキングマザーのジソン役を演じた。2013年公開された「ソウォン 願い」以来、再び母親役を演じた。信じたくないことが起きたが、それでもまだ世の中には生きる価値があるという希望のメッセージを伝えようとする。

オム・ジウォンは「『ソウォン願い』のときは母親役が初めてだったし、深みがあって果たして私にできるだろうかと心配した。『女は冷たい嘘をつく』のときはシナリオを閉じてすぐやると言った。同じく母性愛ではあるが、私には少し違うように感じられた」と話した。

「女優として生活する中でたくさんの人物を演じることになるが、『ソウォン願い』は性的暴行を受けた子供が周辺との関係を通じて回復するストーリーで、『女は冷たい嘘をつく』はエリートのワーキングマザーだが、非正規社員だ。映画の中でも私たちが生きている人生の問題を、私が表現することに使命と責任を感じた。これからも世相を反映した作品や社会問題を反映した作品をできるだけたくさんやりたい。女優として出せる声で、もう一つの役目だと思う。こういうことを表現できることは女優として光栄だ。子供もいないのにまたこういう役を演じてもいいのだろうかという心配はなかった」

オム・ジウォンは2014年5月27日、建築家のオ・ヨンウクさんと結婚した。まだ子供はいないが、子供をなくした母親の感情を表現することは精神的に大変だったという。「今回の役をして寂しかったし、辛くてとても大変だった。感情も感情だったし、私が表現するのが正しいのか疑問を感じた。たくさんのことについて責任を負わなければならなかったためだ」と辛い心境を打ち明けた。

昨年夏にクランクインし、同じ年の10月末頃に撮影を終えた。映画「マスター」(シン・ジェムマ役) は昨年4月にクランクインし、8月まで撮影した。アクションが入った映画「マスター」の方が厳しかっただろうと思ったが、精神的な消耗が大きかった「女は冷たい嘘をつく」の方がさらに感情が高ぶったと言った。

「『マスター』でクールな役をしたが、アクションのせいで座ることさえ困難になるほど椎間板ヘルニアが悪化した。でも、『女は冷たい嘘をつく』を撮ってみたら身体が痛くてもそっちの方が楽だったと思った(笑) それで次の作品は何があっても明るくて面白い役を演じなきゃと思う。それが精神的にとってもずっといいので」

「女は冷たい嘘をつく」ではイメージチェンジが期待されるコン・ヒョジンとオム・ジウォンが発揮する、想像を超えた相乗効果はもちろん、緊張感あふれるドラマと五感を満足させるビジュアルまで見ることができる。オム・ジウォンは共演したコン・ヒョジンと人物について深く話し合ったことが演技に役立ったと言った。

彼女は「ヒョジンと現場であったことについて感情をどういうふうにコントロールすればいいか話した。とても長く話した」とし「俳優同士で演技のレベルについて話すのが失礼になることもあるが、私たちは本当に正々堂々と話し合った。一番たくさん話し合った女優ではないかと思う」と愛情を示した。

オム・ジウォンは自身が全てを注いだ「女は冷たい嘘をつく」がどれほどヒットすると思っているだろうか。

「期待すれば失望するだろうと思う。でも、韓国映画界のヒットの法則にしばられたくなかった。正面突破したい。私たちも『うまくいくのだろうか』と疑問を感じたが、一応マスコミ向け試写会とVIP試写会のとき反応が良くて驚いた(笑) 公開後、観客の反応を待っている」