中国は近年、特定の分野で著しく技術力を高めている。例えば宇宙分野ではすでに有人宇宙飛行を成功させているほか、スパコン分野では計算速度の世界ランキング「TOP500」で中国製スパコンが4年連続で1位を独占し続けている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国は近年、特定の分野で著しく技術力を高めている。例えば宇宙分野では、すでに有人宇宙飛行を成功させているほか、スパコン分野では計算速度の世界ランキング「TOP500」で中国製スパコンが4年連続で1位を独占し続けている。

 目覚ましい成長を遂げる中国の技術力について、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国には「日本も屈服せざるを得ない技術力を持つ分野」が複数あると主張する記事を掲載した。

 記事は「日本も屈服せざるを得ない技術力を持つ分野」の1つ目について、まず「3Dプリンター」を挙げた。3Dプリンターはこれまでの製造業を一変させる可能性を持つ機器であり、「自動車や宇宙開発、医療などさまざまな分野に応用できる技術」であると紹介、すでに家屋などを3Dプリンターで製造することに成功している中国の技術は日本を上回っていると主張した。

 さらに、量子通信に関する技術も日本を上回ると主張した。中国は2016年8月16日に世界初となる量子通信衛星「墨子号」の打ち上げに成功しているが、この量子通信衛星は盗聴が不可能とされている。「墨子号」に対しては「各国は量子衛星の研究開発を競い合っているが、現在のところ中国は競争の勝者」との指摘があるのも事実であり、確かに同分野では中国が日本をリードしていると言えよう。

 また記事は、核融合に関する技術でも「中国は日本も屈服せざるを得ない技術力を持つ」と主張。現在、日本や中国など7カ国が共同で「国際熱核融合実験炉」で核融合の研究を行っているが、中国は2016年1月末に自国の実験装置で、4900万度という超高温のパルスプラズマ放電を102秒持続させることに成功しており、これは「世界最長」となり、同分野でも中国が高い技術力を持つのは間違いないと言える。

 記事が紹介しているとおり、中国は特定の分野で著しく技術力を高めており、身近にある「安かろう悪かろう」というイメージはすべての中国製品に当てはまるものではなくなっていることが分かる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)