ご冥福をお祈りします。 - ピエール・バルーさん
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 1966年にクロード・ルルーシュ監督が手掛けたフランス映画の名作『男と女』でピエールを演じ、同作のテーマ曲の作詞・歌を務めたピエール・バルーさんが、2016年12月28日(現地時間)に心臓発作で82歳で亡くなったことが、彼の妻・潮田敦子さんによって明らかになったと The Straits Times が報じた。

 ピエールさんは、トルコ系ユダヤ人の家族のもと1934年にパリで生まれ、第2次世界大戦後はスポーツ・ジャーナリストとして活動するだけでなく、バレーボールのフランス代表に選ばれたことがあるほど、スポーツにも長けていた。だが、ブラジルを訪れた際にボサノヴァの歌手や作曲家と親交を深めたことが、彼の音楽の才能を開花させた。その後フランスに戻ってボサノヴァを広め、自身の音楽レーベル「サラヴァ」を設立し、多くのミュージシャンとの独特な音楽制作を行った。

 私生活では、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『男と女』で共演したアヌーク・エーメと結婚したが、3年後に離婚している。後に日本人女性、潮田敦子さんと結婚して、彼女との間に子供もうけ、近年は日本での活動も行っていた。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)