ウェブメディアのクリッカーが主催し「2016年を代表するクルマ」を選ぶ「CCOTY(クリッカー・オブ・ザ・イヤー)」。選考委員の持ち点は20点。そのうち10点を1位のクルマに、残り10点を2位から5位までに最高9点で投票するというこれまで聞いたこともないような斬新で独自の配点方法(たぶん)で投票がおこなわれる。

お伝えしたように、ボクが1位として投票したのは「ホンダNSX」。その理由は「2016年を代表する1台としてふさわしい」から。

2位以下はどう配点したか? 僕は2位のクルマも非常に魅力的だったので9点を与えた。そして3位には残り1点を配している。

9点を与えたクルマは、アウディR8。

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理由は、ノミネートされたクルマ(2016年に発表されたクルマ)の中で、もっとも欲しいクルマと思えたから。NSXほどの話題性はなかったけれど、リストのなかでR8がイチバン欲しいというのは正直な気持ちだ。

「スポーツカーとしては地味」という人もいるけれど、地道な人生を送っているボクにとっては(←そのくらいがちょうどいい(←)。とにかくリストの中でもっとも欲しいと思えるクルマがR8なのだ。だから「2016年の代表にしたかった」というNSXに次いで2位。独断と偏見万歳!! 文句あるか!?

 

……だけどそれだけでは単なる「欲しいものリスト」になってしまうので、R8のいいところを付け加えておこう。

声高に伝えておきたいのは、R8はとてもよくできているクルマということ。スーパーカーなんだから走りがいいのは言うまでもないし、音などの演出も巧み。そんなことは当然。しかし、他のスーパーカーとは明らかに違う部分がある。

それは日常性。後方や斜め後方を含む視界をはじめ、乗降性や段差の乗り越えやすさ(スーパーカーは車体前部の下を擦らないように気を遣うのですよ)など、毎日付き合っても疲れにくい日常性をR8はもっている。

たとえば基本的に同じシャシーに同じエンジンを搭載するランボルギーニ・ウラカンと比べると、ウラカンはセクシーだけどやっぱり乗ること自体に神経を使う。はっきりいえば「ちょっとスーパーまで買い物に」という気分になれない。

だけどR8はちょっと近所のコンビニやファミレスまで出かけるような使い方だってぜんぜん苦にならない。そこがランボルギーニとアウディの違いであり、棲み分けなのだろう。

もちろん、「欲しい」とはいってもどんな逆立ちしたところで買える財力はないので「もらえる」ことが前提なのは言うまでもない。ここではっきりとさせておきたいのは、もうすぐ誕生日を迎えるボクにR8をプレゼントしてくれる人を大募集中ということである。

3位に選んだのは、レンジローバー・イヴォークコンバーチブル。

このクルマのどこがいいか?

SUV+オープンという斬新な発想と、本当に発売してしまったことである。そこに敬意を払って点を入れた。凄いなあ、イギリス人。

でもたまには先輩であるムラーノ・クロスカブリオレのことも思い出してあげてください。

(工藤貴宏/去年とは言っていることが違うって?評価軸は時代に合わせて変わるのです)

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