ペッパー、屏東県の職員に就職  台湾の行政機関初  科学技術を身近に

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(屏東 3日 中央社)屏東県の潘孟安県長は3日、ヒト型ロボット「ペッパー」の採用面接を行った。ペッパーは今後、同県政府内で来訪者の案内を担当するほか、学校や県内各地に出向き、県民に科学技術に親しんでもらう。ペッパーの導入は台湾の行政機関としては初。

潘県長によると、同県は賃貸の形式でペッパー4台を導入。中国語、台湾語、客家語、パイワン族語が入力されており、各地の拠点で高齢者に体操を教える。高齢者に現代のテクノロジーに触れてもらい、楽しさを届けるのがねらい。学校では科学技術教育をサポートする。

この日開かれた記者会見では、ペッパーが潘県長の年齢を当てようと試みる場面も。実際の年齢よりも17歳大きい「70歳」と答えると、会場は笑いに包まれた。

県政府によると、ペッパーはイベント情報や重要な政策、各局・処の位置を把握。人が近づいてきた際には自主的にあいさつをする。毎日午前10時と午後3時には歌やダンスを披露するという。県政府は、親子連れで来訪し、ペッパーと触れ合ってもらえればとアピールした。

(郭シセン/編集:名切千絵)