有望スタートアップのCEOが明かす、2017年を生産的に過ごすための裏技

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自分のチームや仕事量、さらには受信メールの管理まで手に負えなくなれば、どんな起業家も途方に暮れてしまうだろう。だが、ごく簡単な習慣を身に着けるだけで、そんな奈落の淵から逃れ、豊かな発想力を取り戻せる場合もある。

そこで本記事では、フォーブスが時価総額10億ドル以上への成長が期待できるスタートアップ企業を選んだ昨年の「次世代のユニコーン25社」の創業者やCEOに、「スタートアップのCEOとして、生産性向上と自己管理のためにしていることは何か」との質問をぶつけて得られた回答の一部を紹介しよう。

「朝型人間になるために自分をだます必要があったが、うまくいった。寝心地のいいベッドを購入し、運動の時間を早朝6時半にずらし、朝食は必ずとって、その日に待ち受けている最もエキサイティングな課題について考えるようにした。

大半の人にとって1日8時間の睡眠が本当に必要だということが分かった。睡眠時間を削って働くのはすごいことではなく、その反対。比較的簡単に直せることのために、頭の鋭さを犠牲にするなんて、ばかげている」
──サム・シャンク/モバイルアプリを通じたホテルの直前予約サービスを提供するHotelTonightの創業者

「毎晩『受信箱ゼロ』の状態をキープすることを心掛けている。就寝前に、すべてのメールに返信し、頭の中にあることをすべて送り出したかどうかを確認する。そうすれば、何もかも片付いた状態で翌朝をスタートできる」
──チェ・フアン/モバイルアプリやウェブサイトで日用品の宅配を注文できるサービスを提供するBoxedの共同創業者

「アシスタントを採用するまでは、誰にも会議の予定を入れられないよう、スケジュールの大部分をブロックしていた。こうすれば、自分にとって優先順位の高い仕事に専念でき、周囲の人々が時間を勝手に選ぶのではなくこちらの都合をまず尋ねてくれるようになる。結果的に、自分の時間とスケジュールの管理が比較的楽になった」
──ダニエル・ヤニセ/Uber、InstacartやWarby Parkerといった企業に採用候補者の身辺調査サービスを提供するCheckrの創業者

「本当に必要なミーティングにしか顔を出さないこと。代わりに、ただ考える時間を少しでも多く確保する」
──ロブ・ソロモン/クラウドファンディングサイトの世界最大手GoFundMeのCEO

「その日の仕事に取り掛かる前に、緊急度ではなく重要性の高い順に仕事をリストアップする。そして慌ただしい時間帯が始まる前に、まずそのリストをこなしていく」
──ヘルミ・エルトゥキ/切開生検による痛みやリスクを避けたいがん患者のために血液検査を提供するGuardant Healthの共同創業者でCEO

「スタートアップのCEOは、契約からカスタマーサポートまで、あらゆることに関わってしまいがちだ。(だが)企業としての成長や全体像を把握するためには、部下を信頼して仕事を任せることが非常に重要。これは身に着けるのが最も難しい裏技で、私自身、いまだに苦戦することもある」
──ビプル・シンハ/世界の顧客にデータ保護・保管サービスを提供するRubrikの共同創業者でCEO

「仕事以外に、個人的な楽しみを作るべきだ。頭のねじを緩めリラックスできるような、心の為の時間を持つこと。自分の会社を創り成長させることはやり甲斐を感じさせるかもしれないが、長時間労働やストレスにむしばまれてしまう。私が何とかやって来られたのは、大好きな音楽や料理のおかげだ。せかせかとした長い一日が終わった後は、家に帰ってワインを飲み、エキゾチックな料理を作って楽しんだり、自宅のカラオケマシーンでお気に入りのボリウッドの曲を歌ったりするのが、最高の時間だ」
──アサーニ・クリシュナプラサド/フィールドサービス業務支援ソフトを開発するServicemaxの共同創設者兼最高戦略責任者