台湾観光当局の最新データによると、11月に台湾を訪れた中国人観光客の数は前年同月比約43%減の20万3000人に落ち込んだ。写真は台湾の寧夏夜市。

写真拡大

台湾観光当局の最新データによると、11月に台湾を訪れた中国人観光客の数は前年同月比約43%減の20万3000人(延べ人数。以下同)に落ち込んだ。

中国青年網が27日付けで報じたもので、40%前後の減少は3カ月連続。1−11月の累計は324万2000人にとどまり、通年では昨年より80万人少ない数になるとみられている。中国人観光客が激減した原因について、台湾の業界関係者は「92年コンセンサス」を認めない当局の姿勢を指摘、さらに7月に中国人観光客が犠牲となるバス事故が起きたことが事態の悪化を招いたとみている。

訪台中国人観光客の滞在日数を1人平均7日間として計算した場合、11月の観光収入は81億台湾ドル(約295億円)近い減少となる。ある観光業界関係者は「台湾の観光業界にとって今年は史上最寒の冬」とコメント、2017年はさらに厳しさが増すとの見方を示した。(提供/Bridge・編集/Asada)