発言小町に「29歳恋活。どれぐらいの人数と出会えば好きな人が出来る?」という投稿が寄せられました。トピ主さんは29歳女性。恋活を半年間していますが、なかなか好きな人ができず悩んでいます。何度も異性と出会える場所に行き、3人とは2人きりでも会ってみたものの、結局すべて断ってしまったそうです。


条件は「波長が合い一緒にいて落ち着ける人、一緒にいたいと思える人」ということだけなのに、「なぜ自分はこんなに人を好きになれないんだろう? 何か欠陥があるのだろうか?」とトピ主さん。「せめて成就しなくても片思いで良いから好きな人ぐらい欲しい」とつづっています。

人格ではなく“状態”の問題!? 恋ができる状態になるには


「どれぐらいの期間で、どれぐらいの人数と出会って相手を見つけたのか、参考や指標として教えていただければ」とのことですが、生涯のパートナーに出会うタイミングは本当に人それぞれ。「半年間で出会っていないなら、まだ時間が必要なのかもね!」なんて気楽に思うのは難しいかもしれませんが、できる限り孤独な気持ちをコントロールする術を身につけた方が、いい結果が出やすいように思います。

仮にトピ主さんがいうところの“欠陥”があるとするならば、人格や人間性にではなく、今の自分の“状態”に何か理由があるのかも……と考えてみるといいかもしれません。

過去の出来事を思い返してみよう


過去に恋人ができたときのことを思い出してみてください。恋愛以外にも夢中になって頑張っているものがありませんでしたか? 人と出会って変化が起きることを心から求め、楽しんでいませんでしたか? 反対に、自分の殻にこもっていたり、世の中や他人に興味を持てていなかったり、自己否定感に苛まれていたり……という状態のときは、どうしても人を好きになりにくいです。

スモールステップで、いい状態を目指そう


人生にはさまざまな時期があります。もしも今の自分が前向きで、恋愛できる“いい状態”でないのだとしたら、そうなるにはどうしたらいいのかを考えて、少しずつ実践していくといいと思います。変化は徐々に表れてくるものなので、急ぎすぎず。「先月よりは私、いい状態かも」「去年の私より、今の私は好きだな」といった小さなステップを喜びながら、自分の“状態”がよくなることを目指していきましょう。

異性との関わりに疲れてしまうのは「深い人間関係を面倒に思っている」可能性も!?


異性と出会える場所に10回ほど行き、半年間で6人に誘われ、3人とデートしたというのは、割といい確率・ペースのようにも思います。でも、相手がそれ以上関係を深めようとすると、トピ主さんのほうが「疲れてしまう」という理由で断っている……。

ひとつの可能性としての推論ですが、もしかしたらトピ主さんは今のところ、「恋人という“存在”がほしいだけで、本心では深く関わる人間関係を求めていない、億劫がっている」という状態なのではないでしょうか。「新しい異性と関係を進めようとすると疲れてしまう」という場合、こういった理由のケースが少なからずあります。

恋愛関係とは、あらゆる人間関係の中でも“最も深い関係”になることを前提とした関係です。トピ主さんは過去に2人との交際経験があるそうですね。過去の恋愛で疲弊した経験があると、深い人間関係を始めることに恐れや億劫さを抱きやすいですが、思い当たる節はあるでしょうか。

恋活より“友活”から始めてみては?


いずれにせよ、深く関わる人間関係を億劫がっている時期は、恋愛に最適なタイミングとは言えないかもしれません。こうした時期は、恋愛からは離れて心から楽しいと思えることに取り組んでいた方が、自然の流れでの恋愛も引き寄せやすいように思います。最初から恋愛前提の出会いではなく、いろんな人に会える場所に顔を出して、広く浅く異性の友だちを増やしていってみては。



恋人や配偶者候補に……と思うと見る目が厳しくなり、思いやりや余裕もなくしてしまいがちですが、“友達”と思えば気楽に接することができます。おそらく仲違いすることなく、少しずつ関係を深めていくこともできやすいです。

そうして人の輪になじみ、心の元気がいっぱいに貯まってくると、そのうちに「あ〜、誰かと本当に親密になりたいな!」なんて心の底から思える時期がやってきて、自然と恋ができることも期待できます。恋活よりもまずは“友活”をしたほうが、結果的にその中から心から好きになれる人も現れてくるのではないかと思います。

関係を進めることに“抵抗感”がある場合は、ゆっくり関係を育ててみよう


出会った10人のうち3人とデートしたものの、2度目のデートはすべて断ってしまった……というトピ主さん。「悪くないと思える相手だったものの、なんとなく再び会う気になれない」という場合、関係を先に進めることに精神的な“抵抗感”が芽生えているのだろうと推測します。

多少でも可能性を感じている相手ならば、少し時間をかけて関係を温めてみるのも一案。たとえば、「忙しいので会えないけど、メールだけは続けたい」などと伝えてみて、そのときに相手が急かすことなくトピ主さんのペースに付き合ってくれるのであれば、それによって誠実な好意を感じることもできるかもしれません。

最終結論を出すのは早すぎず、遅すぎないタイミングで!


その相手との関係を進めるかやめるかの“最終結論”を出すタイミングは、あまり早すぎても関係が育たないし、決められずズルズルしすぎても悪影響が出がちです。多少時間をかけて、相手がどんな人かを知ろうとする姿勢は必要。一方で、「この人といてもお互い幸せではない」と気づいたら、情に引きずられずスパッと関係を断つ姿勢も時には必要になってきます。

今のところ、トピ主さんは少し結論を急ぎすぎているのかな? という印象も受けます。決断が早くても、後悔せずにどんどん前に進んでいける方ならば構わないのですが、トピ主さんはそうした性格ではないような印象も受けます。今後は「悪くないと思える人がいたら、すぐに最終結論は出さず、少し時間をかけて様子見をしてみよう」と心がけてみるのもいいかもしれません。

元気のない状態で出会っても、本当に合う人は探せないかも



投稿には、「出会いの場に行くのも疲れてきたし、孤独感で涙が出ます」という心境も吐露されています。「波長が合い一緒にいて落ち着ける人、一緒にいたいと思える人」を探すためには、本来のトピ主さんらしい落ち着いた状態でいなければ、波長が合う人との縁も逃してしまうでしょう。元気なときは大丈夫でも、元気がないときは”足を運んでも成果が出ないことによる落ち込み”がよりひどくなってしまう可能性もあります。

疲れたときは一休みしよう


疲れたときはきちんと休むこと。「出会いの場へは、元気なときに出かけよう!」と決め、そうでないときは恋愛から離れて、自分を元気な状態に戻すよう努めていきましょう。

焦りを駆り立てられるような情報や関係性には少し距離を置き、「恋人は自分のペースで見つければいい!」と自分に言い聞かせて。「恋愛をして人と深く向き合う」のは、それなりにエネルギーがいることです。恋人がいなくても前向きなエネルギーを放ち、“いい状態の自分”をキープできるようになれたら、きっと出会いにも変化が起きてくることと思います。

恋は人生を楽しんでいる人のところへ近寄ってきやすいもの。まずは、自分の人生の時間を楽しむ工夫から始めてみてはいかがでしょうか。
(外山ゆひら)