「CCOTY(クリッカー・オブ・ザ・イヤー)」の投票、1位(10点)はスバル・インプレッサとしましたが、2位から5位までは大いに迷いました。

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2位は4点でルノー・トゥインゴ、3位は2点のホンダ・フリード、プジョー308 BlueHDi、4位は1点でマツダ・ロードスターRF、メルセデス・ベンツEクラスとさせていただきました。

2位のルノー・トゥインゴは、スマートと兄弟関係にありますが、キュート過ぎない内・外装のデザインや色使いなど、フレンチ・コンパクトへの期待を裏切らない仕上がり。女性だけでなく男性が乗っても様(さま)になります。

RR(リヤエンジン・リヤドライブ)であることをあまり感じさせない直進安定性の高さも魅力で、決して速くはないですが、高速クルージングも苦にさせないスタビリティはドイツ車のよう。

また、ルノーですから「ほんわか」した乗り心地かと思いきや意外とドイツ車的。メルセデスと足まわりのセッティングが異なるのか同じなのか分かりませんが、決定的な差はなさそう。

さらに、ここで回われるんだ! と驚くほど小まわりが利き、しかもアップライトに座らせるシートポジションやフロントシートで出迎えてくれるパッケージングの良さも美点です。

「軽自動車はちょっと……」というユーザーにとっては、ピタリと当てはまりそうな小粋なコンパクトカー。最近だとトヨタiQあたりが狙ったマーケットでしょう。

本場フランスはパリで愛されるトゥインゴの新型は、日本でもスマートに乗れちゃうわけです。しかも189万円〜という価格も現実的。日産バッジでも売ったらスマッシュヒットくらいになりそうです。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

【クリッカーオブザイヤー2016】全身から楽しさがあふれるルノー・トゥインゴ(http://clicccar.com/2017/01/02/431383/)