快勝を喜ぶポチェッティーノ、「前半は今季最高の出来の1つ」、次節チェルシー戦に向けては「3ポイントを」

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▽トッテナムは1日、プレミアリーグ第19節でワトフォードと対戦し、4-1で快勝した。この試合後、同クラブを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、「前半は今季最高の出来の1つ」だったとチームの戦いぶりに満足感を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

▽リーグ3連勝と好調の中で2017年最初のゲームに臨んだトッテナムは、相手の3バックに合わせてFWハリー・ケインとFWソン・フンミンを最前線に並べた[3-5-2]の布陣で臨むと、序盤から攻守に相手を圧倒。その流れの中でケインとMFデレ・アリが後半序盤までに2点ずつを奪い、試合を決める。その後、試合終了間際に与えたセットプレーから失点してクリーンシートを逃がすも、敵地で見事な完勝を収めた。

▽アルゼンチン人指揮官は、過密日程の中でも選手たちがプレーを楽しんでいたことに満足感を示した。

「我々はクリーンシートを保つことができなかったが、それは最後だけだ。それ以外は素晴らしいパフォーマンスだった。私は今日の内容と結果を非常に嬉しく思う。特に、前半は今季最高の出来の1つだった」

「今日は非常に難しいゲームだと思っていた。その中で難しい場所、難しいコンディションに対して、チームは素晴らしい反応を見せた。また、我々はロッカールームで選手たちが今日の試合を、とても楽しんでいるように見えると話していた。そういったことは、なかなかないものなんだ。それは我々にとって今日最もポジティブに感じたものの1つだ」

▽また、累積警告で出場停止のDFカイル・ウォーカーに代わって先発し、ケインの2ゴールをアシストする活躍を見せたDFキーラン・トリッピアーに関しては、「彼の活躍をとても嬉しく思う。彼は様々な理由からここ数カ月奮闘していた。今日は素晴らしいコンディションで素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた」と、この日のパフォーマンスを称賛している。

▽最後にポチェッティーノ監督は、4日に対戦する13連勝中の首位チェルシーとの一戦に向けて意気込みを語っている。

「幸せなクリスマスを過ごし、素晴らしい形で新年をスタートさせた。チェルシーを止めることは非常にタフなことだ。彼らは非常に良いクオリティを示しているし、信頼に値するスカッドを持っている」

「我々はここ数試合、良い内容のゲームを見せられているが、次の試合は両チームにとってタフなゲームになると予想している。しかし、我々は彼らを破るためにトライとチャレンジし、勝ち点3を手にするつもりだ」