アメリカのカリフォルニア州で、運転中はスマートフォンを固定(マウント)しない限り、実質的に使用できない法律が1月1日より施行されました。

「ながら運転」範囲の厳格化

すでにアメリカのカリフォルニア州では、運転中にスマートフォンを使って、テキストの送信や、メッセージのスクロール、クリック、閲覧といった行為が禁止されています(ハンズフリーなら可)。しかし、2017年1月1日からは新たに、スマートフォンを手にとってクリックやスワイプすること自体が法律で禁止となります。
 
したがって、渋滞を避けるためにGoogleマップを使おうとしても、フロントガラスかダッシュボードにスマートフォンを固定しなければなりません。しかも出来ることは、固定されたスマートフォンを指1本でスワイプかタップするだけです。同州でパトロールを務める警察官は「この法律は単に携帯を使うことを人々に禁じるためのものではない」と話します。「背景には、運転中に気が散ることによって事故が多数発生しているという状況がある」
 
実際、運転中にFaceTimeを使っていた男性が事故を起こし、被害者の両親がAppleを提訴するという出来事が先日も大きな話題となったばかりです。

日本の方が厳しい?

もっとも、この法律がどこまで真剣にドライバーの間で受け止められるかは定かではありません。
 
罰則は、1回目の違反で20ドル(約2,500円)、それ以降は50ドル(約5,700円)というそれほど重くないものです。ドライバーの1人も、法律の施行によって今後は用心深くなるだろうと話しながらも「人々が真剣に受け止めるかどうかは疑問」と、現地メディアの取材に答えています。
 
ちなみに日本では、赤信号等で停車中を除く運転時にスマートフォンをいじると、それだけで反則金6,000円と減点(1点)が科されます。
 
 
Source:Mashable,89.3KPCC
(kihachi)