世界初、太陽光発電パネルを敷き詰めた道路がフランスで開通

写真拡大 (全2枚)

今月22日、フランス北西部ノルマンディー地方の町Tourouvre-au-Percheに発電する道路が開通し、フランスのエコロジー・持続可能開発・エネルギー大臣から正式発表があった。

ソーラーパネルの上を車が走る

その道路の1kmの区間には、太陽光発電パネルが敷き詰められている。道路の脇や路肩にではなく、車が走行する車線部分にだ。

パネルの表面にはシリコンによる特殊なコーティングが施され、車の通行に耐える強度を得ると共に、タイヤとの間に適度な摩擦を生むようになっている。この道路を利用する車は2,000台以上あるとのこと。

下にあるのは、技術開発と工事を担当した道路建設会社Colasが公開している路面の画像だ。(開通した道路ではなく、社内試験場のもの)あたかもレンガを敷き詰めたように見える。

wattwaybycolas.com

フランス全土での展開を目指す

今回開通した道路は試験的なもので、埋め込まれたパネルの総面積は2,800平方メートル。ここからの発電だけで町の全ての街灯を点けることがとりあえずの目標だ。

それが上手くいけば、次に「フランス全土での展開を目指す」とエコロジー・持続可能開発・エネルギー大臣は述べている。具体的には、全ての道路1,000kmごとに、太陽光パネルの区間を1km設けるとのこと。

自動車用道路では世界初

道路に太陽光パネルを敷き詰めた例は他にもある。ただ、それは自転車専用道路で、オランダ・アムステルダムに2014年に開通している。自動車用道路では今回の例が世界初だ。