蔡英文氏(1列目右から3人目)

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(台北 1日 中央社)蔡英文総統は1日午前、総統府前で行われた国旗掲揚式に出席し、陳建仁副総統や集まった大勢の市民らと中華民国(台湾)の国歌を斉唱した。

歌詞は国父とされる孫文の思想に基づいており、「三民主義、吾党所宗」(三民主義はわが党の指針)など、野党・国民党の政治色が強い。台湾の独立志向を持つ与党・民進党の蔡総統はこれまでに、一部を歌わなかったことがあり、今回の斉唱に注目が集まっていた。

蔡総統と陳副総統は市民からの声援に手を振って応えたほか、問題とされている歌詞も口を動かし、歌いあげた。

会場には馬英九前総統や洪秀柱・国民党主席も姿を見せたが、蔡総統との接触はなかった。馬前総統は「国がよくなり、(国民)党がもっとよくなれば」と今年の期待を述べた。

(呂欣ケイ、劉麗栄/編集:齊藤啓介)