日本のメッセージアプリ市場で最大のシェアを獲得しているのはLINE(ライン)だが、中国では微信(WeChat)と呼ばれるアプリが最大のシェアを獲得している。また、世界的には米国発のアプリ「WhatsApp」のシェアが最大とされている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本のメッセージアプリ市場で最大のシェアを獲得しているのはLINE(ライン)だが、中国では微信(WeChat)と呼ばれるアプリが最大のシェアを獲得している。また、世界的には米国発のアプリ「WhatsApp」のシェアが最大とされている。

 国や地域によって使用されているメッセージアプリは異なるのが現状と言えるが、中国メディアの今日頭条はこのほど、台湾人がもっとも使うメッセージアプリはLINEであり、言語面で有利なはずのWeChatはLINEの後塵を拝していると伝える記事を掲載した。

 記事は、台湾では中国人が普段から使用しているWeChatはあまり使われていないと伝えつつ、LINEが台湾で普及した理由は3つあると主張。1つ目はWeChatが中国本土での展開に注力し、台湾での普及に力を入れなかったこと、2つ目は台湾人が「日本の流行を追っているため」であると論じた。また、3つ目は台湾人が中国発のアプリについて「パクリ」もしくは「使いにくい」と考えているためであると指摘した。

 一方、WeChatは近年、非常に大きな進化を遂げ、オンライン決済サービス「Wechatウォレット(微信支付)」という機能が広く支持されるようになったと主張。もはや「パクリ」でもなければ、「使いにくい」アプリでもないが、それでも台湾人がWeChatを使用しないのは不可解であるとの見方を示した。

 メッセージアプリはあくまでも、コミュニケーションを取る相手も同じアプリを使用する必要があるため、容易には他アプリへの乗り換えが起きないものであり、今後も台湾ではLINEが優位であり続ける可能性が高いと言えよう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)