「『これは普通の暮らし方ではない』と言ってくる人に対して、あなたはなんて返しますか?」という質問に対して、「どうもありがとう、ですね」と答える、自分独自の生き方を貫くのがウェイン・アダムスさん。アダムスさんは妻のキングさんと2人で、人里離れた水辺に浮かぶ総重量約500トンという巨大な「ホームメード・アイランド」で暮らしています。全て手作業で建てたという手作りの住居や温室で暮らす2人が、なぜその暮らし方を選んだのか?普段の生活はどんなものなのか?ということが、ムービーで公開されています。

Off the Grid on a Homemade Island - YouTube

湖の上にぽつんと浮かぶ、カラフルな塊。



塊をよく見てみると、たくさんの建物が寄せ集まっていて、まるでテーマパークのようです。



この「手作りの島」に向かうには、一番近い街からでも船に45分は揺られる必要があるとのこと。移動の合間に、島に訪れたインタビュアーが「『これは普通の暮らし方ではない』と言ってくる人に対して、あなたはなんて返しますか?」と口にします。



すると、船に同乗していた島の主、ウェイン・アダムズさんは「どうもありがとう、ですね」と返しました。



ほがらかに会話していると、島が見えてきました。



この島に住んでいるのは、キャサリン・キングさんと、その夫である先ほどのウェイン・アダムズさん。



2人が住んでいるのはカナダのバンクーバー島のはずれ、船でしかアクセスできない、完全に街からは隔離された場所です。



「湖が私たちにとっての高速道路です」とアダムズさん。



島にあるものは、全て水に浮かんでいます。



よく見ると、島からはロープのようなものが伸びていて……



陸地と結ばれています。いかりを沈めていないので、この結びつきがないと、島が流れて行ってしまう様子。





島の中にはリビングなどがあるメインの住居や……



ダンスフロア



灯台など。



温室は全部で4つ。最初は2つだけだったのですが、園芸をやっていくうちにどんどん拡大されたそうです。









園芸中のキングさん。





島の建設は全てノコギリやハンマーによって行われ、電気を使った道具は一切用いてないとのこと。



現在の総重量は500トンほど。



7歳の時からツリーハウスのようなものを作り始めたというアダムスさん。「船酔いはしないのか?」という質問には、「いいえ。でも街に行った時には陸酔いします」と答えていました。



夕食の材料はカヌーで出かけて……



釣りでゲット。



しかし、風の強い日はカウチに座りながら床に作った穴を使って釣りをするようです。





アダムスさんはかつてアーティストとしてお金を得ることを望んでいましたが、自給自足の生活こそがアーティストとして「物を手に入れること」の方法だと気づきました。自身で家を建てることを選んだため、不動産を購入したことは一度もありません。当時の状況について「あれは、街を離れる絶好の機会でした」とアダムスさんは語ります。



庭で取れたての野菜を……



すぐさま調理。



採ったものをその日のうちに食べられる生活です。キッチンの様子を見ても、かなり充実した食生活が送れそうです。



手作りの島での生活を、2人は24年間続けています。



「他の方法で暮らすなんて考えられません。ここでの生活は完璧に満たされていますから」というキングスさんの言葉に、「それはいいね。これからも続けるよ」とアダムスさんは笑いました。