初詣は「14時」が最も混雑する──ドコモの位置情報ビッグデータ解析から判明

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インテージは、ドコモ・インサイトマーケティングが提供している位置情報ビッグデータを用い、東京の代表的な初詣スポット「明治神宮」「浅草寺」における初詣の混雑状況を分析したと発表しました。

今回は、両神社のあるエリアの2016年1日〜3日までの「滞在者の傾向」を分析し、どの時間帯が混雑しているのか、どの時間なら比較的人が少ないのかを調べています。

三が日は14時が最も混雑


混雑する時間ですが、両神社ともに3日間全てで12時から17時の時間で人が多く集まり、特にピークを迎えるのは14時であるとの結果が出ました。また、初詣といえば元日が一番混むというイメージがありますが、日ごとに見た来訪者の数は元日よりも2日目、2日目よりも3日目と、日を追うごとに増えていると判明。したがって、両神社に初詣をするのなら元日の午前中がお薦めであるとのことです。

他にも来訪者の居住地やの違い、年代構成も分析しています。それによると、東京23区内からの来訪者は両神社とも56%と同じですが、明治神宮東京都下(23区外)や神奈川県から訪れる人が多く、浅草寺は埼玉県や千葉県から訪れる人が多いようです。また、年代構成については明治神宮が20代までの若年層が高い傾向にあり、浅草寺は50代以上の比率が高い傾向にあることも分かりました。

両神社とも、毎年約300万人が訪れるだけに混雑は必至ですが、比較的空いているタイミングで訪れたいのなら、今回の分析結果を参考に元日に午前中に訪れてみるとといいかもしれません。