日本人の大御祖神(おおみおやがみ)に新年の挨拶をしよう

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古くから「日本人の心のふるさと」として親しまれてきた伊勢神宮。すべての神社の中で最高位とされる。今回は、初詣で多くの人が訪れるこの名所を紹介しよう。

【写真を見る】神路山・島路山を源とする五十鈴川上流に鎮座し、宇治橋から東へと続く参道は深い森に包まれている

■ 神宮は125社!

内宮、外宮をはじめ、伊勢エリアに14の別宮、43の摂社、24所の末社、42所の所管社が点在している。これらをすべて含めたものが「神宮(伊勢神宮)」。参拝は外宮、内宮の順に行うことが古くからのならわしになっている。

■ 神社の最高位!

伊勢神宮は、神社の戸籍に当たる「社格制度」の外にあり、他と比べる必要のない別格の神社である。

■ 総理が参拝!

毎年仕事始めに内閣総理大臣と農林水産大臣が参拝するのが慣例になっている。

ちなみに、内宮と呼ばれる“皇大神宮(こうたいじんぐう)”には、皇室の御祖神(みおやのかみ)であり、太陽と仰がれる天照大御神(あまてらすおおみかみ)が祀られており、ご神体は三種の神器の一つ、八咫鏡(やたのかがみ)とされている。

神路山・島路山を源とする五十鈴川上流に鎮座し、宇治橋から東へと続く参道は深い森に包まれ、静かで神々しい雰囲気。原風景が広がる神域を歩いて、日本人の大御祖神(おおみおやがみ)に新年の挨拶をしよう。【ウォーカープラス編集部】